福島県は磐梯山の麓にあるホテル、『磐梯山温泉ホテル by 星野リゾート』に家族5人で一泊してきました。
かの有名な『星野リゾート』が運営する施設で、夏は会津や猪苗代湖など観光の拠点に、冬は併設する『星野リゾート ネコマ マウンテン』でのスキー旅行にと、一年を通してたくさんの楽しみ方が出来る、家族連れにおすすめのホテルです。

私たちも、様々なイベントに参加して、1泊2日を思う存分エンジョイしてきました。
今回の記事では、客室の様子やアクティビティの数々、そしてプールや温泉など館内での過ごし方を網羅的にお伝えしていきたいと思います。
子供たちが喜びそうな仕掛けがたくさんあるので、小さいお子さんがいるご家庭で旅行を検討している方々や、福島方面にお出かけをする予定で宿泊先をまだ決めてないという方などは、是非とも当記事を参考にしていただいて、磐梯山温泉ホテルを候補の一つとして検討してみて下さい!
ホテルの概要&チェックインの様子

磐梯山温泉ホテルは、正確には福島県耶麻郡磐梯町という場所にあり、磐梯山の麓に位置しています。
電車で行く場合は、JR磐梯町駅から予約制の無料送迎バスが出ていて、本数は少ないものの時間的には約20分ほど。
車で向かう方は東北自動車道の猪苗代磐梯高原ICから約25分、もしくは磐越自動車道の磐梯河東ICから約20分というアクセス方法になります。
ただ、山間部にあるホテルのため、冬場は雪の状況によってはスタッドレスタイヤやチェーンの装着が必要になるので、交通情報を確認するようにしましょう。
ちなみに、駐車場は予約不要で無料で停めることが出来ます。

一歩館内に入ると、まるでお祭りのような装飾がされたロビーにビックリ。
夜にはここで民謡を歌いながら踊れるアクティビティも開催されているそう。


まずはウェルカムドリンクを頂いて、チェックインカウンターへ。
スタッフの方も館内施設やイベントなどについて、丁寧に説明してくれました。


ロビーにはゆっくり寛げるスペースもあります。
アクティビティの開催状況が書かれたイーゼルも置いてありました。
これを見て、滞在中の過ごし方を決めるのも良いですね。


ロビーの近くには『Books & Cafe』と呼ばれるラウンジスペースもあります。
コーヒーなどフリードリンクを飲みながら、地元である会津の歴史や文化について書かれた本に目を通す、なんて粋な過ごし方も出来ちゃいますよ。


また、甘酒の味噌汁が無料で提供されていたり、赤べこのガチャガチャが設置してあるなど、宿泊客を飽きさせない仕掛けがたくさんあって、星野リゾートのアイディアには感心させられます。


周辺の観光地のパンフレットや酒蔵マップなんかもありました。
この辺りは見所が満載なので、1泊2日では足りないかもしれませんね。


1階にある『会津SAKE Bar』では、福島の地酒をお試し価格で頂くことが出来ます。
旅の醍醐味の一つでもある、美味しいご飯と美味しいお酒、アルコール好きのお父さんなどは是非!


客室に行く前に、エレベータ前にあるアメニティをピックアップ。
部屋には必要最低限しか置いてないので、ここから各自持っていくことになります。
作務衣は大人が4サイズ、子供が3サイズと充実しているので、2歳の一番下の娘も可愛く着こなして、本人も満足そうでした。
それでは、エレベーターに乗って5階の客室へ向かいます。
客室の詳細

客室は廊下を挟んで猪苗代湖側と磐梯山側に別れています。
眺望にこだわりがある方は、予約の際には注意しましょう。


私たち家族が泊まるのは、猪苗代湖ビューの『2段ベッドルーム』という部屋。
本当は奮発してスイートルームでも良かったんですが、あいにく満室で5人家族が同じ部屋に泊まれる客室はここしか空いてませんでした。
ただ、52㎡あるメゾネットタイプの客室で、子供たちも「秘密基地みたいだね!」と喜んでいたので、子連れ家族にはおすすめのルームタイプです。


広々としたソファもあって、5人でも窮屈さは全く感じませんでした。
見えづらいですが、窓の外には猪苗代湖が広がっています。


PC作業が出来そうなデスクもあって、使い勝手◎。
窓際にあった籠のバッグは、温泉やプールに行く際に重宝しました。


クローゼットはいたって普通、空調が一括管理だったのはマイナスポイント。
最低限の調整は出来ますが、規模もそれなりに大きく建物自体も古いので、仕方ないとは思いつつ多少のストレスはありました。


戸棚を開けると、セキュリティボックスや電子ケトルなどが。
冷蔵庫は空のパターンでした。


2階は文字通り2段ベッド。
そのままリビングに落ちてしまいそうで、上の段に子供たちを寝かせるのは、少し怖かったです。


続いて水回りですが、こちらはさすがに経年劣化は否めませんでした。
前述の通り、アメニティ類は最低限しかありません。


お風呂は大浴場があるので使いませんでいたが、ユニットバスで狭くて不便そうでした。
そこを割り切って、温泉に行くから気にしないという方には、関係ないポイントかもしれませんが。
主要な部屋タイプ | 敷地面積 | 定員 |
モダンツインルーム | 29㎡ | 2人 |
モダントリプルルーム | 29㎡ | 3人 |
ゴロゴロルーム | 52㎡ | 5人 |
メゾネットルーム | 52㎡ | 4人 |
2段ベッドルーム | 52㎡ | 4人 |
キッズルーム | 52㎡ | 3人 |
セミスイートルーム | 66㎡ | 5人 |
会津モダンスイート | 104㎡ | 5人 |
これが客室タイプの一覧、52㎡の部屋はベッドタイプや設備の違いだけで、全てメゾネットタイプの似たような作りです。
引用元:磐梯山温泉ホテル公式サイト
おすすめは2室しかない『会津モダンスイート』という部屋。
スイートルームと言っても、繁忙期でなければ1名あたり2万円台で泊まれる時期もあるので、コスパとしては最高レベル。
客室内に飲み放題の日本酒セラーがあって、無料で利き酒が楽しめるので、お酒好きの方などは滞在中の満足度は段違いだと思いますよ。
添い寝について

子連れで磐梯山温泉ホテルに泊まる場合、添い寝の条件というものが気になりますよね。
我が家も3人の子供がいるので、添い寝のルール次第で大きく出費が変わってきます。
・6歳以下無料
・1室につき定員と同数まで(添い寝の子供含む)
・4~6歳は大人料金の50%、7~11歳は大人料金の70%
結論から言うと、上記の通り。
外資系のホテルなどは小学生以下が添い寝無料の施設も多いので、それに比べると星野リゾートは厳しい印象。
ただ、磐梯山温泉ホテル自体が全体的に価格も抑えられていて泊まりやすいので、そこまで負担には感じないはず。

しかも、磐梯山温泉ホテルはハード面もサービスやアクティビティなども子供連れを意識した施設なので、カップルや夫婦というよりは家族でワイワイ楽しんだほうが、よりホテルの良さを感じられる気がします。
子供が楽しめそうなイベントを詳しく知りたい方は、別記事でアクティビティなどについても解説しているので、そちらもよろしければご覧下さい。
次回はレストランや館内施設などを紹介!

決して高級ホテル・旅館というワケではありませんが、地元・福島の良さが存分に詰まっている体験型のホテルで、特に小さいお子さんがいるご家庭には胸を張っておすすめできるのが、磐梯山温泉ホテル。
首都圏からも車で行ける距離なので、週末の小旅行にもピッタリです。
冬場はスキーも出来ますし、過ごし方の選択肢がたくさんあるのも特徴で、季節を変えてリピートしても飽きの来ないホテルと言えるでしょう。
次回は、今回紹介できなかったレストランや温泉・プールなどの館内施設、季節によって変わるアクティビティの一例をまとめてご覧いただければと思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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