私が住んでいる茨城県は、全国魅力度ランキングで常に最下位争いをするほど、逆の意味で話題になることが多い土地でもあります。
しかし、首都圏から手軽に行けるビーチがあったり、海沿いには美味しい魚介類が食べられるレストランや旅館が立ち並んでいたりと、他県にも負けないほどの観光資源で溢れている茨城県。
また、県庁所在地である水戸市には、後楽園や兼六園と並んで日本三名園に数えられる『偕楽園』がありますし、ひたちなか市にはネモフィラやコキアがテレビやSNSで話題の『国営ひたち海浜公園』という、全国的にも有名な観光スポットもあるんです。
そんな茨城県ですが、子連れで泊まれて非日常感を味わえる施設というのは、そこまで多くありません。
旅行サイトなどで自力で探すと、一覧ページの写真だけでは素晴らしい宿をつい見落としてしまいがち。
そこで今回は、茨城県内全域の中から、夫婦やカップルはもちろん、子連れ家族でも楽しめて、かつラグジュアリー感のある宿泊施設を5つに絞ってご紹介したいと思います。
この中であれば、どの旅館・ホテルに滞在しても素敵な思い出に残る旅行になること間違いなし!
地元出身で茨城県を熟知している私こもれびがおすすめする人気の高級旅館・ホテル5選、是非とも参考にしてみて下さい。
子連れにおすすめの高級旅館・ホテル5選~茨城編~
第5位:大洗ホテル
引用元:じゃらんnet
大洗海岸沿いに佇む、海辺のリゾートホテル。
ここは都心から約90分というアクセスの良さプラス、とにかく館内には宿泊客を飽きさせない仕掛けがいっぱい!
インクルーシブ体験付きのプランでは、カラオケに卓球、レンタサイクルにクラフト体験など、家族で楽しめるコンテンツに加えて、アルコールを含めた飲み放題まで付いています。
また、冬場は大洗名物である『あんこう吊るし切り』のパフォーマンスも行われ、絶品のあんこう鍋を頂くことが出来ますよ。
引用元:じゃらんnet
客室も写真のように、オーシャンビューの半露天風呂付きの『プレミアムルーム』や、2024年7月にリニューアルした『モデレートルーム』など、予算や人数に合わせて様々な部屋が選べるので、満足度の高い滞在が期待できるでしょう。
第4位:筑波山江戸屋
引用元:じゃらんnet
続いては筑波山神社の近くにある『筑波山江戸屋』という老舗旅館。
創業約390年という伝統ある温泉宿で、昔ながらのクラシックな佇まいですが、所々リノベーションされていてモダンな印象も受けます。
引用元:じゃらんnet
客室もいろんなタイプがありますが、おすすめは最上階に5室ある特別室。
小学生の子供連れが泊まれる部屋とそうでない部屋がありますが、写真の『茜 AKANE』という502号室のスイートルームは、小学生以下の子供も含めて5名まで宿泊できるので、3世代での旅行にもピッタリ。
子供用のカトラリーや椅子などはもちろん、子供用の甚平もレンタルしていて、小さいお子さんも温泉宿らしい滞在を楽しむことが出来ますよ。
温泉で疲れを癒して、旬の素材を生かした料理に舌鼓を打つ、家族全員でゆっくりとした時間を過ごせる高級旅館です。
第3位:サンライズヴィラ大洗
引用元:じゃらんnet
第3位の『サンライズヴィラ大洗』は、全室オーシャンビューで高級感たっぷりのプライベートヴィラ。
全部で3棟のみなので、人目を気にせずゆっくり過ごしたいというカップルや家族連れに非常におすすめ。
引用元:じゃらんnet
まるでバリ島のリゾート地に来たかのような異国の雰囲気で、別荘とホテルの良いトコ取りといった印象でした。
ディナーは地元大洗のシーフードや茨城県のブランド豚『ローズポーク』、牛肉のステーキなどをオプションで選択することが出来ます(お子様メニューもあり)。
客室のアウトドアリビングにガスグリルが備え付けられており、自分たちで食材を持ち込んでのBBQも可能。
フォトジェニックなガーデンプールで泳いだり、サウナで汗を流したり…夜はバーラウンジで1杯やるのも最高ですよ。
第2位:としまや月浜の湯
引用元:じゃらんnet
茨城県の北部、北茨城市の磯原海岸を望む温泉旅館『としはま月浜の湯』が第2位にランクイン。
客室の定員も部屋によっては最大8名まで入れるので、3世代での旅行やグループ旅行にも最適です。
特別室の『あの町この町』は、バリアフリー対応で温泉付き。
決してモダンで新しいラグジュアリー感を味わえる宿というワケではありませんが、2019年には『じゃらんnet』ランキングの『泊まって良かった宿大賞』を受賞するなど、そのおもてなしの心は日本各地の温泉ファンを虜にしています。
引用元:じゃらんnet
貸切露天風呂や温泉付きの客室があるなど、磯原温泉の柔らかいお湯も評価が高い施設ですが、やっぱり一番のポイントは地元の食材をふんだんに使った郷土料理が自慢の豪華な食事。
海の幸を初め、A5ランクの常陸牛や地元で採れたキノコや山菜なども絶品の一言です。
小さいお子さんには、特別にお子様プレートを作ってくれるので、家族全員で美味しい料理を思う存分頂くことが出来ますよ。
第1位:里海邸 金波楼本邸
引用元:じゃらんnet
私が地元茨城県にある宿の中で、一番のおすすめがこちらの『里海邸 金波楼本邸』というスモールラグジュアリーな別荘風の高級旅館。
都心から車で約90分、大洗海岸の畔に佇む全部で8室のみの贅沢な宿です。
客室にあるテラスから眺める太平洋の壮大な景色は、全てを忘れさせてくれるぐらい圧巻ですよ。
また、半露天檜風呂付きの客室もあるので、家族水入らずで部屋のお風呂などで海を眺めながらのんびり過ごす時間は、何物にも代えがたいものがあります。
引用元:じゃらんnet
施設内も清潔感があって和モダンな作り、大浴場は潮風に吹かれてのんびりと、オーシャンフロントの食事処で頂く地元の食材をふんだんに使った田舎料理…全てがハイクオリティで、総合的に評価が高いのも頷けますね。
波打ち際が目の前!心が洗われる癒し宿!
— トラベルブック【公式】 (@Travelbook_cojp) December 21, 2023
・素朴で心地よい客室は全室テラス付きのオーシャンフロント✨
・大浴場の湯には大洗磯前神社の湧水を使用
・食事は四季を映す田舎料理🥢大海原を望む特等席で
何もしない贅沢な時間を過ごしたい方におすすめ👀
▼里海邸 金波楼本邸https://t.co/O0MuhvwS1t pic.twitter.com/yhY8eExjDj
小規模の高級旅館にしては珍しく、小さい子供でも泊まれるので、特に子連れ家族に特化しているというワケではありませんが、そのホスピタリティは群を抜いています。
冒頭に紹介した偕楽園やひたち海浜公園など、茨城県の観光名所も多くは1時間圏内なので、茨城観光の拠点には最高の宿だと思いますよ。
まとめ
関東近郊の方々にとっては、1泊2日など週末旅行やちょっとしたお出かけに最適な茨城県。
キレイな海とそこで獲れる新鮮な魚介類は最高ですし、更には『筑波山』や『袋田の滝』など自然も豊かで山派のあなたも満足できる環境がたくさんあります。
日程的にも予算的にも海外旅行は行けない…だけど非日常を味わいたい!という方には、有名な観光地ももちろんアリですが、少し目先を変えて茨城の自然に触れ合って、ラグジュアリー感溢れる旅館やホテルに泊まって、家族で素敵な思い出を作ってみるのもおすすめですよ。
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