河口湖と富士山の自然を感じる憧れの高級宿【ふふ 河口湖】宿泊記

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コロナも一時落ち着いた11月上旬、以前から気になっていた高級宿である『ふふ 河口湖』に1泊2日で宿泊してきました。

“森のリゾート”という言葉がピッタリ来るような、自然を感じる素晴らしい雰囲気でありながら、モダンで快適な滞在を我々に提供してくれる、とても素敵な施設でしたよ。

その『ふふ 河口湖』での滞在を、写真付きでご紹介したいと思います。

予約が取れない!?大人気の高級宿

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『ふふ 河口湖』はうどん店『つるとんたん』で有名な『株式会社カトープレジャーグループ』が展開する高級旅館“ふふ”ブランドの一つで、2018年10月にオープンしました。

いつか泊まってみたいなぁとは思っていましたが、人気のため予約が取りづらく、数年越しの思いが詰まった、念願叶っての宿泊です。

1日目

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まずはチェックイン。

夕方に着いたのですが、もう既にロビーから非日常の空間が広がります。

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ウェルカムドリンクにハーブティーをいただきました。

子供にもりんごジュースのサービスがあり、単純な子供たちは喜び爆発。

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グリーンウッドの良い香りがする廊下を抜けて、部屋へ案内してくれました。

所々にある館内のインテリアやオブジェも、全てが洒落た作りで、非日常感を演出してくれます。

今回は『梢プレシャススイート』という、最上階にある絶景が見渡せる部屋に泊まります。

というか、その部屋しか空きがなかったので、空室を見つけた瞬間に即決しました。

さすが話題の高級宿ですね、数ヵ月先まで予約もほぼ満室です。

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最上階の4階にある部屋は約60㎡と十分な広さ。

部屋の中にも至る所に観葉植物などの緑があり、家具やファブリックとの調和が素晴らしいので、心の底からリラックスして過ごせました。

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ベッドはカトープレジャーグループとシモンズ社が共同開発した『SLEEPLEASURE』のダブルベッドが2台。

我々は子供がいるので、予約時にお願いしてハリウッドツインにしてもらいました。

寝心地最高で、子供との添い寝も安心です。

ちなみに、子供は添い寝の場合は施設利用料や料理代のみでOK、しかも年齢制限がないので、小学生でも添い寝で良ければお得に泊まれますね。

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こちらはクローゼット。

事前にサイズを聞いてくれた上で、子供用のホテル着も用意してくれました。

これと玄関にあるクロックス的な?履き物で館内のレストランやバーの利用もOKなので、非常にリラックスできます。

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窓際には地球に優しいバイオエタノール暖炉がありました。

バトラーさんにお願いすれば、部屋まで点火しに来てくれます。

炎の揺らめきを眺めながら、ゆっくりお酒を飲むなんて、最高の贅沢ですよね。

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冷蔵庫の中は木札が付いているもの以外は無料でした。

ミネラルウォーターはもちろん、子供用のジュースや瓶ビールまでが無料で、私と子供は歓喜!

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気になる水回り。

アメニティも他のホテルなどと比べても豊富で、ドライヤーが『dyson(ダイソン)』だったり、トイレットペーパーが富士山の形に折ってあったり、随所に高級感が漂います。

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シャワールームも完備。

水圧もバッチリで、シャンプーやコンディショナーも良い匂いでした。

ボディタオルがあったのも、私個人的には非常に嬉しいサービスです。

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そして、富士山溶岩で出来た天然温泉の客室露天風呂。

天気が良ければ河口湖と富士山を見ながら、最高のバスタイムを過ごせます。

こちらは全室に完備されているそうで、紅葉がライトアップされた夜景もとても素敵でした。

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部屋からの眺め。

我々の部屋はバルコニーが少し狭く、ゆっくり寛ぎながら夜景を楽しむという感じではなかったのですが、それでも窓を開けてこの幻想的な風景が見えるのは最高です。

木々の向こうに見えるのが河口湖で、その更に向こう側には富士山がそびえ立っています。

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今回は1泊朝食付のプランなので、夕食は近くの居酒屋へ。

ということで、大浴場にやってきました。

客室露天風呂がありながら、天然温泉の大浴場もあるという充実ぶり。

利用時間は15時~24時までと、翌朝6時~11時まででした。

男性浴場にはドライサウナ、女性浴場にはミストサウナが完備されているそうです(入れ替えはなし)。

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何と大浴場にもコーヒー牛乳と缶ビールが無料で置いてありました。

風呂上がりに1本頂きましたが、感動して味はあまり入ってきませんでした(笑)

ちなみに、大浴場の中は失礼なので、撮影していません。

詳しくは公式ホームページなどで写真をご覧下さい。

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一日の終わりに家族で夜の散歩です。

こちらはロビーの前にあるテラス。

我々は利用しませんでしたが、この奥にBARラウンジがあり、夜の23時までお酒が楽しめるそうです。

子供も座る場所によってはOKとのことで、家族で語り合うのも良いかもしれませんね。

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1階から外に出ると、ガーデンもライトアップされていました。

こちらにもバリエーション豊かな席が用意されていて、飲み物やおつまみを食べながら寛ぐことが出来ます。

ということで初日は部屋に戻ってこれで就寝、お休みなさい。

2日目

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おはようございます。2日目の朝は霧がかかっていて、その隙間から僅かに日差しが顔を出す程度。

この風景はこれで十分キレイですが、どうせなら部屋から河口湖と富士山を拝みたかった…残念です。

でも、また違う季節に泊まりに来よう!と思えるぐらい素敵な宿だったので、次の機会に楽しみを取っておくということで。

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朝食はレストラン『山のは』にて。

午前8時~・午前9時~・午前9時30分~と選べましたが、午前9時台は混んでいるというので、時間を有効活用するためにも、早起きして午前8時~にしました。

“おめざ”としてアールグレイとマーマレードのゼリーのようなものが出され、続いて納豆のグラタン。

地元の『納豆工房 せんだい屋』という有名な納豆屋さんの納豆を使っているそうです。

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私と妻が食べた和定食です。

メニューはなく、この献立のみで、山芋のとろろや地養卵(写真には写っていませんが)でご飯が進みました。

特別なメニューはありませんでしたが、全体的に当たり前のレベルが高い感じ。

妻のアレルギーにも快く対応していただき、美味しく頂きました。

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上の写真は子供用の朝食です。

ご飯とパンが選べて、長男はご飯を、次男はパンをチョイス。

次男からトーストを一口貰いましたが、何気にパンがとても美味しかったです。

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食後はコーヒーを頂いて、部屋に帰って朝風呂に入ってからチェックアウト。

我々は午前11時チェックアウトだったので、時間ギリギリまでガーデンを散歩したり、売店でお土産を見たりして、最後まで“ふふ”を楽しみ尽くしました。

売店『スーベニール』では、部屋に置いてあったアメニティ類やコーヒーカップ・タンブラーなどが販売されています。

ちょっとお高いので、私たちには手が届かない商品ばかりでしたが…。

所謂スナック菓子のような“The・お土産”といった物は置いていないことが多いので、職場や学校などへのばら撒き菓子は、他の場所で買ったほうが良いかもしれません。

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そして、いざ帰ろうと思った矢先に、部屋のバルコニーからこの景色が目に飛び込んできました!

これを見るためだけにお金を払っても良いと思えるぐらい、素晴らしい景色でしたよ。

紅葉の時期に、部屋から河口湖と富士山の雄大な姿を見ることが出来た私たちは、ラッキーだったかもしれません。

何も思い残すことなく、最後まで見送りに出てきていただいたスタッフの方に手を振りながら、幸せな気分で宿を後にしました。

まとめ~子連れにも優しい高級リゾート~

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価格は少々お高めですが、自分へのご褒美として自然の中でゆっくり過ごしたい人にはおすすめ。

アクセスは、中央自動車道の河口湖ICから、もしくは東富士五湖道路の富士吉田ICから、いずれも車で約15分と比較的近いですし、河口湖までも車で行けばすぐ着くので、周辺の観光や食事にも困らないでしょう。

富士急ハイランドまで行くのも30分かからないと思います。

館内自体は決して広くはないですが、高級旅館の割に若くて凛としたスタッフさんが多い印象で、モダンで清潔感のある雰囲気。

ホスピタリティも高級宿のそれと遜色なく、細かい所に気付いてくれる心配りが嬉しいです。

宿泊客同士が鉢合わせしないようなシステムだったり、朝食の席であったり、32室と比較的小規模であるが故に、スタッフさんの気配りが一人ひとりにまで配慮が行き届いているという感じがしました。

何より嬉しかったのが、子供にもフレンドリーで気遣いをしてくれたこと。

高級リゾートや旅館で子供がダメという施設が多いのは当然ですし、その理由も理解しているつもりです。

ただ、こちらの宿では、そういった子連れの家族に対しても、同じ日に泊まっている他の宿泊客に対しても、お互いに気を使わせることなく、全てのお客さんが気持ちよく過ごせる工夫がされていました。

添い寝にも柔軟に対応してくれたり、子供用のホテル着やスリッパが用意されていたり、チェックイン&アウトや食事の際にも子供に優しく接してくれたりと、子連れの家族でも気兼ねなく滞在することが出来るでしょう。

予約が取りにくいのがデメリットですが、一人旅・カップル・夫婦・子供連れと、どんなシチュエーションでも思い出に残る時間が過ごせる宿だと思います!

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