皆さんはハワイにある高級ホテル『ザ・カハラ・ホテル&リゾート』をご存じですか?
1964年のオープン以来、多くのセレブや各国の著名人たちに愛され続ける、ハワイの名門中の名門ホテル。
そんなカハラホテルが世界で唯一、ハワイ以外に開業したのが『ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜』です。

今回は、2020年9月に開業した横浜にあるカハラホテルに、家族5人で泊まってきました。
客室の様子はもちろん、別記事ではプールなどの館内施設やインルームダイニングの朝食など、内容盛りだくさんで全編・後編に分けてご紹介したいと思います。
『まだ宿泊したことがないという方やカハラホテルの存在を知らなかったという方は、これからのホテル選びの参考にしていただければ嬉しいです!
外観やロビーの様子

場所はみなとみらい地区の東京湾を望む好立地で、すぐ隣には『パシフィコ横浜』があります。
車だと首都高速神奈川1号横羽線のみなとみらい出口を降りてすぐ、電車だとみなとみらい線の新高島駅、みなとみらい駅からそれぞれ徒歩約8分ほど。
『横浜赤レンガ倉庫』までは車で約5分、『横浜中華街』の入り口までは同じく車で約10分と、みなとみらい周辺を観光するには絶好のロケーションと言えます。

駐車場はバレーパーキングのみで、宿泊者は税込4,000円。
ホテル前のロータリーに停めてキーを渡せば、スタッフの方が車を移動してくれますよ。

車を降りて1階のエントランスを入ると、いきなり巨大なオブジェがお出迎え。
カハラホテル特有の香りも漂っていて、これからの滞在をワクワクさせてくれます。

チェックインは14階のスカイロビーで行うということで、スタッフの方に案内されるがままエレベーターへ。


ロビー階へ向かうエレベーターの途中には、ちょっとしたブティックがあり、ホテルオリジナルのグッズやお土産を買うことが出来ます。
ハワイ発のホテルということで、グッズもハワイっぽい物が多く、オジサンの私でもセンス溢れるデザインに目移りしちゃいました。

ショップの壁にはハワイのカハラホテルを訪れた歴代の著名人の写真がズラリ。
さすがは由緒あるホテル、泊まっている方々も超一流の方たちばかり。


14階に上がると、そこにはラグジュアリーな空間が広がっています。
高級感はあるんですが、どこか異国のリラックスした雰囲気が漂っていて、その空間にいるだけで日常を忘れさせてくれるような、非常に洗練されたロビーでした。

フロントの横にはラウンジがあって、日中はアフタヌーンティー、夜はバーとして利用することが可能。
小学生未満の乳幼児連れでも入れるので、ランチの後にママ友と優雅なお喋りタイム、なんて使い方もおすすめですよ。

14階にあるトイレからの眺望はこの通り。
目の前がガラス張りなので、解放的に用を足すことが出来るかも(笑)
ということで、客室係の方の案内に従って、アサインされた客室に向かいます。
客室について

私たちはボトムの部屋を予約していましたが、ホテル側のご厚意で『ザ・カハラ グランド アッパーフロア』にアップグレードして頂きました。
10階という高層階にある客室のため、眺望も期待大ですね。

これが実際に泊まった部屋です。
ご覧の通り、曇り空ではありますが、広い窓から東京湾を一望できるので、非常に開放感があって◎。
ちなみに、逆側の客室は『ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル』や『よこはまコスモワールド』の大観覧車が見えるため、夜景を楽しみたいのであれば、ハーバービューの部屋を予約することをおすすめします。
主要な部屋タイプ | 敷地面積 | 定員 |
ザ・カハラ グランド | 47㎡~ | 3人 |
ザ・カハラ グランドアッパーフロア | 47㎡~ | 3人 |
ザ・カハラ グランドハーバービュー | 50㎡~ | 3人 |
ザ・カハラ プレステージコーナー | 57㎡~ | 2人 |
プレミアスイート | 75㎡ | 2人 |
エグゼクティブスイート | 100㎡ | 2人 |
ザ・カハラスイート | 110㎡~ | 2人 |


ただ、全室47㎡以上で都市部のホテルにしてはかなり広々としていて、インテリア一つ取っても超オシャレ。
洗練された客室で過ごす時間は、何物にも代えがたいものがあります。


クローゼットの中にはヨガマットも置いてありました。
妻は自己流のヨガを楽しんでいましたが、効果があるのか?疑問です。


フカフカのスリッパに引き出しにあったナイトウェア。
唯一これだけは薄手で好みではなかったので、あくまでも個人的な意見ですが、残念なポイントでした。


もちろん子供用のパジャマも、お願いすれば用意してくれます。
それにオムツ用のゴミ箱もセッティングされていました。


デスク周りやベッドサイドも充実しています。
スピーカーがあったので、私のスマホと接続してハワイアンミュージックを流しながら、家族でティータイムを楽しんでみました。


ミニバーはこんな感じ。
ネスプレッソにシンガポール発の高級ブランド『TWG』の紅茶。


アルコール類や冷蔵庫内の飲み物は有料なので、注意しましょう。
結構良いお値段します(笑)


バスルームは回遊式になっており、左右どちら側からでもアクセスできます。
安定のダブルシンクにオリジナルのアメニティはお持ち帰りOK。
ちなみに、スイートルームのアメニティは『ブルガリ』です。


ここまでアメニティ類が客室に備え付けられているホテルは、最近では珍しいですね。
本当に手ぶらでオッケーといった感じ。


シャワールームのすぐ横にバスタブがあるので、身体を洗ってそのまま浴槽に入ることが出来ます。
アメニティの中にバブルバスがあったので、子供たちは泡風呂で大はしゃぎでした。

以上がアッパーフロアの客室の紹介になります。
眺めもキレイですし、デザイナーズホテルのような内装が、宿泊客を非日常空間へと誘ってくれるような、素敵なホテルでした。
子連れでの宿泊・添い寝のルール

小さいお子さんを持つご両親にとって、家族で旅行をするのに気になるのが添い寝のルール。
我が家には3人の子供がいるので、ホテルの定員によっては2部屋に別れなければいけなかったり、スイートルームのような高い部屋を予約しなければいけなかったり…何かと気を使います。
ただ、横浜のカハラホテルには、一番安い客室でも大人3名まで泊まれる部屋があるので、長男を大人と数えて、次男と長女を添い寝扱いにすることによって、家族全員が同じ部屋に滞在することが出来ました。
・ベッド1台につき子供1人可能(小学生以下無料)
・大人1人につき添い寝1人、最大2名まで可能
子供の扱いによって宿泊料金が大きく変わってくるので、複数のお子さんがいるご家庭にも、添い寝の条件が優しいカハラホテルはおすすめですよ。


ショップの紹介も兼ねて、ウェルカムスイーツとしてチョコレートが置いてあったり、客室係の方に子供がちょっとしたプレゼントを頂いたり、子供たちが喜んだ出来事もいくつかあって、高級感のあるホテルにも関わらず、とてもキッズフレンドリー。
カップルや夫婦でのステイがメインだと思われがちですが、子連れ家族が泊まっても十分楽しいホテルでした。
次回はインルームダイニングの模様をお届け!

こうして1日目の夜は更けていき、外でディナーを食べた後は子供たちと一緒に就寝。
ディナーの帰りに見たロビー階からのみなとみらい地区の夜景も、メチャクチャ美しかったですよ。
ということで、次回は翌朝の朝食の模様や、その他の館内施設をご紹介したいと思います。
次の記事も是非ご覧下さい。
2025年8月9日(土)追記:後編の記事を更新しました。上記も併せてご覧下さい。
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