皆さんは『Marriott International(マリオット・インターナショナル)』というホテルチェーンを知っていますか?
名前だけは聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。
世界最大のホテルグループで、『ザ・リッツ・カールトン』や『ウェスティン』などを始めとする様々なブランドのホテルを運営する巨大企業です。
もしかすると、知らず知らずのうちにマリオット系列のホテルにお世話になっているという方も、読者の方の中にはいらっしゃるんではないでしょうか?
今回はマリオット・インターナショナルの数あるブランドの中から、グループのメインブランドである『マリオット』と『シェラトン』に絞って、家族で泊まって良かった国内のおすすめホテルを5施設ご紹介します。
子連れで予約する際のポイントや注意点も解説するので、どうぞ最後までお付き合い下さい。
マリオット&シェラトンの子連れにおすすめのホテル5選
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
子連れでシェラトンと言えば、真っ先に思い付くのは、当ブログでも取り上げたことのある『シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル』。
何と言ってもここはディズニーリゾートのオフィシャルホテルなので、ホテル内にディズニーのオフィシャルショップがあったり、宿泊者専用のパークチケット販売(数量限定)があったりと、ディズニーで遊ぶならココ!と胸を張っておすすめできるホテルです。
万が一ディズニーリゾートに行く予定がなくても、ホテル内のフィットネス&レクリエーション施設である『オアシス』には、『トレジャーズ!アイランド』という名のキッズランドや室内プール、そしてホテルでは世界初となるフライトシュミレーター&キャビンモックアップ『SKY Experience(スカイ エクスペリエンス)』(事前予約制)を兼ね備えており、ホテルの中で1日中遊び尽くすことが可能。
引用元:じゃらんnet
その中でもフライトシュミレーター体験は、他ではなかなか味わえない貴重なアクティビティなので、時間に余裕がある方には是非おすすめですよ!
キッズアメニティやベビーベッド・ベッドガードのレンタル、更には『赤ちゃんラウンジ』という授乳やおむつ替えが出来るスペースまであり、乳児連れの家族でも安心して宿泊することが出来るホテルです。
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート
九州ではココがおすすめ!『シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート』です。
『フェニックス・シーガイア・リゾート』内にある全客室オーシャンビューの大型リゾートホテル。
ミキハウス子育て総研の『ウェルカムベビーのお宿』の70項目以上の認定基準をクリアした施設なので、もちろん子連れの家族も大歓迎。
通常の客室に加えて和室もあるので、ハイハイの赤ちゃんがいるご家庭にも優しいですね。
子供と一緒に過ごせるキッズスペースや、授乳やおむつ替えが出来るベビーケアスペースも完備。
ホテル内のアクティビティセンターで申し込む、乗馬・セグウェイ・サイクリング・ゴルフ・マリンアクティビティといった多種多様なアクティビティが、家族旅行をより一層充実したものに変えてくれますよ。
引用元:じゃらんnet
他にもプールや温泉施設『松泉宮』があったりと、大人から子供まで楽しめるホテルです。
『シーガイア』に行く予定がない方でも、十分満喫できる施設だと思いますよ。
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
上記2つとは違って、横浜駅近くに佇むシティホテル型の『横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ』。
横浜観光をするには抜群の立地で、みなとみらい地区や元町通りなど、横浜周辺を家族で訪れる際にはこちらのホテル一択です。
子供用のアメニティなど最低限のものはもちろん揃っていますが、広大な敷地があるワケでも、専用のキッズスペースがあるワケでもありません。
では、このホテルを選んだ理由は何だと思いますか?
それは、マリオットの上級会員やクラブフロアの宿泊者がアクセスできる『シェラトンクラブ』にあるクラブラウンジの存在です。
引用元:じゃらんnet
通常だと、クラブラウンジは子供の利用が制限されていたり、入れたとしても別料金だったり、大人のための空間であることがほとんど。
しかし、ここ横浜ベイシェラトンでは、12歳以下の子供の添い寝が無料で、添い寝の子供に関しては、クラブラウンジの利用制限がなしという太っ腹ぶり!
もちろん他の宿泊者の迷惑にならないように、マナーを守った利用が大前提ですが、子連れでカクテルタイムなどを楽しめるというのは、非常に嬉しいポイントですよね。
小さな子供であれば、無料のイブニングオードブルを晩ご飯代わりに…なんて使い方も出来ちゃいますよ。
クラブフロアは高層階にあるので、客室から見える夜景などは抜群にキレイですし、子連れで泊まるのであれば、是非ともクラブフロアの部屋を予約してみて下さいね。
軽井沢マリオットホテル
シェラトンブランドが続いたので、次はマリオットブランドのホテルをピックアップします。
まず子連れ旅行でイチオシなのが、長野県にある『軽井沢マリオットホテル』。
ここは『森トラスト・ホテル&リゾーツ株式会社』が運営する、日本初の法人会員制リゾート施設である『ラフォーレ倶楽部』を、提携したマリオットグループのホテルにリブランドした建物。
日本国内では、他に『東京マリオットホテル』や『伊豆マリオットホテル修善寺』、『琵琶湖マリオットホテル』なんかも同じラフォーレ倶楽部の施設を改修したホテルですね。
こちらの良さは、ホテルなのに大浴場や露天風呂があること。
更に新館の『ノースウィング』には、温泉ビューバス付きの客室もあるんです!
引用元:じゃらんnet
家族で軽井沢を観光した後に、部屋でゆっくり温泉に浸かる…考えただけで最高ですよね。
『メインウィング』の和室も悪くないですし、愛犬と泊まれるコテージなんかもあったりしますが、どうせ軽井沢マリオットホテルに泊まるのであれば、ノースウィングの客室を予約することをおすすめしますよ。
南紀白浜マリオットホテル
最後は和歌山県にある『南紀白浜マリオットホテル』です。
こちらも森トラスト・ホテル&リゾーツの施設を改修・リブランドした、2017年7月開業のマリオットブランドの一つ。
このホテルの最大の売りは、関西では有名な海水浴場である『白良浜』まで徒歩3分の好立地だということ!
ホテルの1階には宿泊者無料のロッカールームがあるので、ホテルで水着に着替えて気軽にビーチまで行けるのはメチャクチャ便利ですよ。
動物と触れ合える家族連れに人気のテーマパーク『アドベンチャーワールド』までも車で約15分と、白浜観光の拠点にするにはうってつけ。
引用元:じゃらんnet
ホテル内にも、夏季(7月~9月中旬)のみ営業の屋外プールを始め、軽井沢マリオットホテルと同じく温泉ビューバス付きの客室があったり、最上階の大浴場には、家族で入れる貸切風呂(事前予約制)があったりと、小さい子供連れでもゆっくり過ごせる設備が満載です。
眺望を期待するなら、ガーデンビューよりオーシャンビューの部屋のほうが断然おすすめ!
子連れで手軽にビーチリゾートを楽しみたいけど、沖縄とか遠くて値段も高いし…という方などには、ピッタリの旅行先ではないでしょうか。
各ホテルの添い寝無料年齢一覧
参考までに、今回ご紹介した各ホテルの添い寝可能な年齢を、一覧表にしてみました。
同時に、ラウンジの有無も記載しています。
子連れでお得に泊まるコツとしては、まずは公式サイトや旅行サイトで大人のみの人数で予約をして下さい。
その後、電話やメールでホテル側に子供の人数と添い寝希望であることを伝えます。
最初から家族全員の人数を入力して空室を検索すると、子供が添い寝としてカウントされない可能性が高いので注意しましょう。
ホテル名 | 添い寝無料年齢 | ラウンジの有無 |
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル | 6歳まで | ○ あり |
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート | 12歳まで | ○ あり |
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ | 12歳まで | ○ あり |
軽井沢マリオットホテル | 未就学児まで | ○ あり |
南紀白浜マリオットホテル | 未就学児まで | ○ あり |
こうして見ると、12歳まで添い寝が無料のホテルは、料金を比較的抑えることが可能になりますね。
ただ、小学校高学年にもなると、子供のほうが同じベッドで寝ることを嫌がる場合もありますが…背に腹は代えられません!
ラウンジも利用制限があったり、ある一定の人数以上は有料だったりと、ホテルによってルールが異なるので、詳しく知りたい方はホテルに直接問い合わせるのが一番でしょう。
Marriott Bonvoyの威力は絶大!
当記事で取り上げたホテルは全て、マリオットグループの会員プログラムである『Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)』に参加しています。
入会すると、会員ランクに応じて無料のアップグレードや朝食サービス、レイトチェックアウトや各種割引など、ホテル滞在中にたくさんの特典を受けることが可能に。
また、Marriott Bonvoyが発行するクレジットカードである『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』を持つことによってポイントが貯まって、そのポイントを使ってほぼ無料でホテルに泊まることも出来ます。
その他にも、年間のカード決済額が一定以上だと付与される『プラチナエリート』会員の資格や、無料宿泊特典をフル活用すれば、一般の人には味わえないワンランク上のホテルステイを楽しめるのがMarriott Bonvoyの醍醐味。
私はMarriott Bonvoyのプラチナエリート会員なので、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードで普段のお買い物をしてポイントを貯めて、本来であれば1泊5万円以上するホテルにも、ポイント交換でお得に泊まったりしています。
旅行が趣味である私たち家族にとって、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは欠かせません。
年会費は49,500円と高額ですが、年に数回でも旅行に行く方であれば、簡単に元を取ってお釣りが来るレベルですよ。
『Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)』公式サイトはこちら
旅行好きの方や高級ホテルに泊まりたいけど毎回現金で泊まるのはお金が…という方には、是非ともおすすめしたいクレジットカードです。
まとめ
小さい子供がいると、旅行に行くにしても気を使いますよね。
周りへの配慮やホテル側への迷惑など、様々なことを考えながら動き回るチビッ子に注意して…正直気が休まるヒマもありません。
それでも家族を喜ばせるためにも、普段から家事・育児や仕事などを頑張っている自分へのご褒美のためにも、お出掛けしてリフレッシュしたいのが人間の性。
今回ご紹介したホテルは、どこも子連れに優しい施設ばかりなので、当記事を参考にしていただいて、どうせ旅行に行くなら、一生の思い出に残るような家族でのホテル滞在を楽しんで下さいね!
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