先日、“杜の都”仙台にあるラグジュアリーホテル『ウェスティンホテル仙台』に、3人の子供連れで宿泊してきました。
東北地方随一の都市である仙台の街を観光するのに便利な、数少ない高級ホテルのうちの一つであるウェスティン仙台を、隅々まで堪能してきたので、チェックインからチェックアウトまでホテルでの過ごし方や館内の施設も含めて、皆さんにご紹介したいと思います。
これから東北方面へ旅行を考えている方、特に私たち家族は子供が3人いるので、子連れ家族の方々には参考になるかと思いますので、是非とも最後までご覧下さい。
仙台駅から徒歩圏内、アクセスも抜群!
ウェスティンホテル仙台は、JR仙台駅から徒歩約10分の場所にあり、抜群の立地を誇ります。
拠点となる駅から近いと、ビジネスにも観光にも何かと便利ですよね。
仙台空港からは車で約50分、東北自動車道の仙台宮城ICで降りて、そこから約15分の距離にあります。
東北で一番高い建物である『仙台トラストタワー』の中にあり、25階以上がホテルという構造なので、部屋からの眺めも最高ですよ。
ビルの下層階は『仙台トラストシティ』という複合施設になっていて、飲食やショッピングにも困りません。
車で来る場合には、ホテルに宿泊する方限定ですが、1泊1,500円で地下1階の駐車場を利用することが出来ます。
ということで、我々家族も車を停めてチェックインするために、フロントのある26階に向かいます。
地下駐車場からホテルに上がる直通エレベーターに乗るために一度1階に出るのですが、そこが既に“ウェスティン感”たっぷりで、ラグジュアリーな雰囲気が漂っていました。
ここから専用のエレベーターに乗って26階のフロントに向かいます。
1階にもホテルのスタッフが待機してくれているので、道案内をしてもらったりホテルでの要望を聞いてもらったりと、非常に助かりました。
これがロビー階、こちらのフロントで手続きをします。
その横にはギフトショップがありました。
元々私はウェスティンホテルのホワイトティーの高級ホテルっぽい香りが好きで、自宅でもその匂いを楽しみたいと思い、アメニティを買うか迷いましたが、割と良いお値段がするので、妻にストップをかけられ断念。
また、フロントデスクの斜め向かいには『ホライゾン』というラウンジ&バーがあります。
日中はスイーツを頂きながらのティータイム、夜は夜景を眺めながらのバータイムと、昼夜問わずリラックスした時間を過ごせそうですね。
子供3人でも同じ部屋で宿泊可能!添い寝のルールは?
チェックインを終えて、客室に向かいます。
今回は子供3人を連れての宿泊でしたが、事前にホテルに問い合わせたところ、一番下の子がベビーベッド、残りの2人がそれぞれ大人2人との添い寝であれば、同じ部屋で宿泊が可能とのこと。
・子供2人まで可能(小学生以下無料)
・ベビーベッドの追加で子供3人まで同室で滞在が可能
ただ、予約の際に家族5人で日程を検索すると、定員オーバーの関係で客室に空きがあってもヒットしません。
その場合はまず大人2人で予約し、その後ホテルに直接もしくは『Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)』経由で子供の添い寝を追加したい旨を伝えるのがベスト。
マリオット・ボンヴォイとは、世界最大のホテルグループである『Marriott International(マリオット・インターナショナル)』が運営する、会員プログラムのこと。
年に1回でも高級ホテルに泊まって旅行がしたい!という方には、もはや入会は必須とも言えるでしょう。
私も数年前に入会して、マリオット・ボンヴォイが提携するクレジットカードで貯めたポイントで宿泊するなど、現金の持ち出しほぼゼロでマリオットグループのラグジュアリーホテルに宿泊しています。
詳しくは、下記のリンクをご覧になって下さいね。
特に、ウェスティンホテル仙台は子連れに寛容なので、家族旅行にもピッタリのホテルですよ。
プラチナエリート特典で、客室もアップグレード!
さて、気になるお部屋は、32階の『デラックス』ルームになります。
元々はマリオット・ボンヴォイのポイント宿泊で一番下のカテゴリーである『モデレート』という客室を予約していましたが、プラチナ会員のエリート特典により無償でアップグレードをしていただきました。
これもマリオット・ボンヴォイに加入すると得られるメリットの一つですね。
ベッドルームはこんな感じ。
手前に見えるのは、追加でお願いしたベビーベッド。
引用元:ウェスティンホテル仙台公式サイト
デラックスルームは44㎡と、30㎡しかないモデレートに比べて広々としています。
窓は2面ですが、ベッドの後ろ側は曇りガラスになっていて、外の景色は見えません。
我々がアサインされた客室には、窓際にゆったりとしたソファがあり、そこに寝転がって仙台の街並みを見下ろすことが出来ます。
かなり広いので、大人1人であれば余裕で寝られるぐらい、快適なソファでした。
テーブルの上にはアップグレードをお知らせしてくれるカードが。
チェックインして、まず一番最初に嬉しい瞬間ですね。
“ウェスティン”のラベル入りのお水とネスプレッソ。
冷蔵庫は基本的には全て有料です。
水回りもキレイで、使い勝手も悪くなかった印象。
子供用に踏み台などがあれば良かったですが、お願いすれば用意してくれたのかもしれません。
トイレの横にはフカフカのバスローブが見えます。
このバスローブ、肌触りが良くて最高でした。
独立したシャワーブースと浴槽です。
子供連れの私たちにとって、洗い場があるのは非常に便利。
都心のホテルだと、ユニットバスという所もありますからね。
アメニティは高級ホテルにしては最低限で、必要に応じてフロントから持っていくスタイル。
2023年の2月から変更になったそうで、エコや経費削減を意識してのことでしょうが、これをどう受け取るかは人それぞれという気がしますね。
私たちは歯ブラシや髭剃りプラス子供用のアメニティグッズを頂きました。
インルームダイニングのメニューも洗練されています。
我々は利用しませんでしたが、時間帯によってメニューは違うとはいえ、24時間対応してくれるのはありがたいですよね。
カクテルタイムのラウンジも家族で利用できる!
一段落して、26階にあるクラブラウンジに向かいました。
ウェスティン仙台の素晴らしい点は、プラチナ会員であれば子供も含めて同部屋の全員がラウンジを無料で利用できるということ。
賛否両論ありますが、子連れ家族にとってはメリットですよね。
カクテルタイムは17時30分~20時で、ビールやワインなどのアルコールも飲み放題です。
サーバーから注いで、最初の一杯を飲む瞬間がたまりません。
妻はビールを飲まないので、スパークリングワインを注文すると、スタッフの方が作ってくれました。
その他にも、様々な種類のドリンクが飲み放題です。
子供たちはコーラやジンジャーエールを浴びるように飲んでいました。
料理は軽食がメインですが、チーズやサーモンなどおつまみになる食べ物がたくさんあり、種類が多いので、子供たちはラウンジのメニューだけでお腹いっぱいになったようです。
ホテル名物のウェスティンカレー、ビールもそうですが、ラウンジにはこれを目当てに来ました。
重厚でコクのあるカレーが、空腹の胃袋を満たしてくれます。
引用元:ウェスティンホテル仙台公式サイト
ディナーは外に食べに行きましたが、ラウンジで夕食を済ますことも可能なぐらい充実しているので、これが無料というのは嬉しい限り。
ウェスティン仙台は家族全員で入れるということも含めて、ラウンジを利用できるメリットは非常に大きいですね。
マリオット・ボンヴォイのプラチナエリート以上の会員でなくても、クラブラウンジにアクセス権のある客室に滞在すれば、ラウンジを使うことが出来るので、そういった部屋を最初から予約するというのも一つの手かもしれません。
居酒屋でのディナーを終えて、ホテルに戻ってきました。
仙台駅から近いので、夜の外出も非常に楽チンですよ。
レストランは多いですし、仙台名物牛タンのお店や居酒屋・バーなど選択肢も豊富にあります。
私たちは居酒屋にこれも仙台では有名な“ほや”の刺身を食べに行ってきました。
ちなみに、部屋からの夜景も美しかったです。
仙台の街並みを一望できるレストランで、優雅に朝食を!
一夜明けて2日目の朝、清々しい気候で気持ちが良いスタート。
さっそく朝食を食べに行きましょう。
朝食は26階にあるレストラン『シンフォニー』で頂きます。
プラチナエリート特典で朝食が大人2名無料、子供も1室につき2名まで同じく無料と、最大限の恩恵を受けることに。
・大人=4,472円
・子供(7歳~12歳)=2,214円
・子供(0歳~6歳)=無料
上記の料金表を見ると、本来であれば家族5人で1万円を超える出費が、マリオット・ボンヴォイの会員特典で無料になったということです。
これは本当に大きな差ですよね。
引用元:じゃらんnet
落ち着いた雰囲気のレストラン内は、高層階ということもあって、天気の良い日は眺望も素晴らしく、朝からテンションが上がりますよ。
混雑時は難しいかもしれませんが、外の景色を楽しみたい方は、ダメ元で窓際をリクエストしてみましょう。
通常のブッフェも品数豊富ですし、さすがは仙台のホテル、牛タンも焼きたてを提供してくれています。
普段は白米と味噌汁の硬派な朝食を食べているクセに、ここぞとばかりにスムージーなんて飲み慣れない物をチョイス。
卵料理はオーダー制でした。
私はいつも通りオムレツを、妻もお決まりのエッグベネディクトを注文。
シンプルですが、美味しかったですよ。
ウェスティンの朝食は、マリオットグループに加盟しているホテルの中でもレベルが高い気がします。
食後にはコーヒーのサービスも。
もちろんセルフでも取りに行けますが、わざわざ席までオーダーを聞きに来てくれて、テーブルまで運んできてくれました。
子供たちにご飯を食べさせるのに悪戦苦闘しているのを見て、気を使っていただいたのでしょうか?
スタッフの方々のホスピタリティに感謝です、ご馳走様でした。
まとめ
引用元:じゃらんnet
ウェスティン仙台には、他にも日本料理レストラン『一舞庵』や『flow spa(フロースパ)』、24時間オープンのワークアウトジムなど、館内施設がたくさんあります。
プールがないのが、子供たちにとっては少し残念ではありました。
東北地方でも有数のラグジュアリーホテル、ウェスティンホテル仙台はいかがだったでしょうか?
この価格帯のホテルにしては、家族連れでも泊まりやすいですし、実際小さいお子さんも多かった印象があります。
仙台方面への旅行を考えている方は、立地も含めて観光の拠点にピッタリのホテルなので、是非一度は泊まってみて下さいね!
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