先日、栃木県宇都宮市にあるマリオット系のホテル『フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮』に宿泊してきました。

併設されている道の駅『ろまんちっく村』では、レストランやお買い物はもちろん、子供が遊べる公園・ドッグラン・スパやプール・温泉・農業体験など、たくさんのアクティビティを体験することが出来るため、家族連れで訪れるのにピッタリの施設です。
宇都宮駅からもそこまで遠くないので、関東近郊の方々にとっては、1泊2日などのちょっとしたお出かけにも最適。
今回は、3人の子を持つパパでもある私こもれびが、実際に泊まった感想を皆さんにシェアしていきたいと思います。
「今度の休み、家族でどこに出かけよう?」なんて考えている方にとっては、非常におすすめの内容になっているので、是非とも最後までお付き合い下さい。
概要とアクセス

フェアフィールド・バイ・マリオットは、積水ハウスがマリオットグループと行っている地方創生事業『Trip Base 道の駅プロジェクト』から生まれたロードサイド型のホテルで、“未知なるニッポンをクエストしよう”をコンセプトとして、日本全国の道の駅に近接する形で、近年続々と開業しています。
宇都宮のフェアフィールドも、道の駅の敷地内にあるので、基本的には車でアクセスする方々がほとんどでしょう。
場所は東北自動車道の宇都宮ICから車で5~10分と、車で向かうには非常に便利な立地。
道の駅という施設の特性上、駐車場代はもちろん無料。


ホテルの前にちょっとした駐車場がありますが、そこが満車になっても第2駐車場があるので、停められないということは、特別なイベントでもない限り、まずないでしょう。

ただ、JR宇都宮駅からもろまんちっく村行きの路線バスが出ており、公共交通機関で行くことも出来ます。
所要時間は40分前後、少し混雑すると50分ぐらいかかるので、時間には余裕を持って行動しましょう。
チェックインとエリート会員特典について

さて、チェックインです。
私が到着したのは暗くなってからでした。
価格もキャンペーンの時に予約したので1万円ちょっと、ビジネスホテルに毛が生えた程度かなぁ?と思って油断してましたが、ホテル自体は非常にモダンでシックな雰囲気に包まれていて、良い意味で予想を裏切られました。
フロントデスクは2つでとてもシンプルですが、さすがマリオットグループというホスピタリティで、ラグジュアリークラスのホテルにも引けを取らない丁寧な対応でした。

ロビーの雰囲気も落ち着いていて好印象です。
一番奥に見えるのは売店で、カップラーメンなどの軽食やお土産、ご当地ビールなどが売っていました。


アルコール類は24時までの販売ですが、それ以外は24時間購入可能で、その都度フロントで清算するスタイル。
フェアフィールドにはレストランがないので、その代替措置として軽食が販売されているのかもしれません。
コンビニにあるような大手メーカーのドリンクやスナック、お弁当などが品数豊富に揃っているワケではないので、キチンとした夕食を食べたい方は、近隣のレストランや隣のろまんちっく村で食べるか、事前にコンビニでお買い物を済ませてきましょう。

このフロント前のラウンジのようなスペースは、24時間自由に使えて、中央の長いテーブルの下にはコンセントもあるので、ワーケーションなどにも便利そう。


ラウンジの奥には宿泊者が自由に使えるキッチンスペース。
24時間コーヒーが飲み放題。
製氷機もあるので、アイスコーヒーやアイスカフェラテなども飲めますよ。


電子レンジやトースターもあるので、持ち込みの食べ物や売店で買った物を温めることも出来ます。


売店ではパンやピザ、『Soup Stock Tokyo』の冷凍商品なんかも販売されていて、このキッチンスペースで調理して食べることが可能。


コーヒーや紅茶に紛れて、インスタントの味噌汁も飲み放題!
外にはテラス席もあるので、晴れた日の昼間などは外でコーヒーを飲みながらゆっくり寛ぐことも出来ますよ。

ちなみに、私は『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』のクレジットカード利用などで貯まる、『Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)』という会員プログラムのプラチナ会員ですが、チェックインの際に500ポイントもしくはご当地商品のいずれかを、ウェルカムギフトとして選択することが出来ます(プラチナ会員以上のみ)。
せっかくなので、ポイントではなく栃木のご当地サイダーを2本頂きました。
添い寝の条件は?

冒頭でも述べたように、私には3人の子供がいますが、そこで気になるのが子供の宿泊料金。
添い寝のルールによっては、スイートのような広い客室を予約しなければいけなかったり、2部屋予約しなければいけなかったり、旅行にかかる費用が大きく変わってきます。

フェアフィールドに関して言えば、大人1人につき小学生以下の子供1人が無料になるとのこと。
このホテルは全ての客室がほぼ同じ作りで、一部屋の最大収容人数は大人2名なので、大人2人子供2人の4人家族であれば、一つの客室に泊まることが可能。
・大人1人につき子供1人可能(小学生以下無料)
お子さんが小さい家族連れの方々は、4人で1万円台のホテルに泊まれてこのクオリティなら、価格面での満足度は非常に高いですね。
ただ、子供用のナイトウェアや歯ブラシなどはないので、持参するようにしましょう。
客室について

ということで、エレベーターで2階の客室に向かいます。

このホテルは3階建てで全87室ありますが、違いはベッドタイプだけで、どの部屋にアサインされても作りはほぼ一緒。
横に長い建物なので、廊下も一直線に伸びていますね。

これが入り口のドア側から見た客室内の写真です。
部屋はシンプルかつスタイリッシュ、どこか和の雰囲気も感じさせる内装。


クローゼットはないので、大きい荷物を持ってきている方は少し困るかも。


スリッパやナイトウェアはキチンと用意されていました。


窓際には、ゆったりとしたソファ。
テーブルは作業をするには少し窮屈なので、1階のラウンジスペースのほうが効率が良さそう。
ベッド回りも、オシャレなスタンド型のライトにコンセントも充実。


棚の上にはお水が2本と電気ケトル、それにコーヒーやお茶など。
冷蔵庫は空っぽでした。


セキュリティボックスは冷蔵庫の上にあります。
部屋の中央にある洗面台横のアメニティは、歯ブラシのみでした。
その他のアメニティは、1階のフロントから。


お風呂にはバスタブはなく、レインシャワーとハンドシャワーのみ。
ただ、ビジネス利用のお一人様などはそれで事足りますし、家族連れなどは隣にある道の駅の温泉施設を使えば、全く問題ないでしょう。
シャワールームもトイレも全体的に清潔感があって、スペースも広くて使い勝手も悪くありませんでした。

客室の紹介はこんな所でしょうか?
期待していなかった分、思っていた以上に快適で驚きました。
ここまでキレイでスタイリッシュな佇まいのホテルであれば、家族連れで泊まってもリラックスして過ごせそうですね。
その他の施設

最後に、館内施設などをご紹介します。
とは言っても、大抵のことは隣接する道の駅で済ませて、ホテルは寝るのがメインというコンセプトなので、そこまで多くの施設があるわけではありません。

1階には自動販売機が設置されています。

また、その奥にはコインランドリー。
乾燥機もあるので、長期滞在でも安心です。


あとは歩いて行ける隣のろまんちっく村にお任せ、といった感じ。


東京ドーム約10個分の敷地面積を誇るろまんちっく村では、前述の通り多種多様な体験が出来ます。
ホテルで貰ったパンフレットには、天然温泉・露天風呂『湯処あぐり』やプール付きの『アグリスパ』といった施設が10%OFFになったり、レストランでグラスビールのサービスがあったりと、宿泊者限定の特典も書いてあったので、時間がある方や観光で来た家族連れの方々などは、利用してみると良いでしょう。
まとめ

ビジネスホテルよりワンランク上のホスピタリティがあり、ラグジュアリーホテルよりコスパに優れている、マリオットグループの“セレクト”というカテゴリーに位置する『フェアフィールド・バイ・マリオット』ブランド。
出張などのビジネス利用にも家族旅行にも使える汎用性の高さがおすすめなので、皆さんがお住まいの地域にフェアフィールドのホテルがあれば、ぜひとも一度泊まってみて下さい!
きっと想像を超える快適さで、病み付きになると思いますよ。
コメント