先日、外国人観光客にも人気の観光地である富士山の近く、『富士マリオットホテル山中湖』に家族で宿泊してきました。

そこで今回は、世界最大のホテルチェーンであるマリオット系列のリゾートホテル、富士マリオットホテル山中湖の館内から客室、朝食などレストランに至るまで、ホテルの様子を隅々までレビューしていきたいと思います。
私たちは『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』のクレジットカードの利用で貯まる『Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)』のポイントを使って1泊2日、家族5人での滞在でした。
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Marriott Bonvoyのプラチナ会員である私たち家族が受けた会員特典についてもご紹介しますので、富士山周辺の宿を探している方はもちろん、Marriott Bonvoyの会員プログラムに興味がある方、すでにエリート会員の方も、ご覧いただければ幸いです。
富士マリオットホテル山中湖の立地とアクセス

マリオットホテル山中湖のホテル自体は、山中湖の畔に面しているワケではなく、車で数分ほど走った小高い場所にあります。
高速道路を利用する方は、中央自動車道の富士吉田ICから東富士五湖道路に入り、山中湖ICで降りて約10分という距離。

このホテルは元々『リゾートホテル ラフォーレ山中湖』という名前だったものを、マリオットグループにリブランドされた施設なので、ちょっと古いカーナビだと、以前のホテル名を入れないとヒットしない場合もあります。
ちなみに、冬季は道路状況によっては雪で覆われていたり凍結していたりするので、冬用タイヤの装着やチェーンの携行を忘れないようにしましょう。
電車とバスを乗り継いでいくことも出来ますが、山中湖(旭日丘)のバス停から出ている送迎バスは2日前までの事前予約制で、しかも本数が少ないので、少し難易度が高いかもしれません。
チェックインとロビー

ホテルの正面に到着、車を寄せて家族と荷物を先に降ろします。
駐車場は無料で停められるので、特に心配する必要はなし。


入り口を潜るとアルコール消毒とタオルの用意が。
ホテル特有の良い香りがする、素敵なロビーです。


寛いだり談笑したりするスペースもたくさん。
雑誌や絵本などが置いてあって、私たちのような家族連れも多く見られました。


ロビーの壁沿いにはセルフサービスのウェルカムドリンクが14~18時まで提供されています。
私たちが行った4月には、ウェルカムスイーツとして桜餅も用意されていました。
年々増えている海外からの宿泊客も喜びそうですね。


アメニティはエレベーター前に置いてあって、セルフで持っていくパターン。
最近増えましたね、この形式を採用しているホテル。
ということで、チェックインも終わり、エレベーターで4階にある客室へ向かいます。
富士山が一望できる客室へ


私たちは最上階である4階の『Pureウェルネスルーム』という客室に案内されました。
Pureウェルネスルームとは、『Pureマシーン』と呼ばれる高性能空気清浄機が設置されている客室のこと。
米国で特許を取得している『7-step process』という仕組みで、空調設備の徹底洗浄、客室内の壁、床、家具などの表面に付着するウイルス・カビ・バクテリアなどを取り除き、部屋全体を抗菌加工しているそう。
残念ながら温泉付きの部屋は満室で、その半分以上が海外の方という状況でした。


客室の全体像はご覧の通り。
マリオットホテル山中湖の客室は、『エグゼクティブスイート』以外は全て41.2㎡と大きな違いはなく、その中で温泉付きであったり、畳がある和洋室であったり、ドッグフレンドリールームであったり、細かい作りが異なってきます。
裏を返せば、一番ボトムの『スーペリアルーム』であっても十分な広さがあるので、家族連れなどは都会のホテルよりゆったりと過ごせると思いますよ。
ただ、写真のように富士山が見える部屋というのは限られてくるので、どうしても富士山を眺めたいという方は、事前にリクエストしてみるのもアリでしょう。


ちょっとした食事やPC作業などが出来るテーブルに、壁際には大きなテレビ。


お水が3本とお茶やコーヒーに電気ケトル。
セキュリティボックスと空の冷蔵庫も一緒になっていました。


クローゼットも広くて申し分なく、スリッパもフカフカの素材で持ち帰り案件(笑)


水回りもキレイに整っていて、嬉しい限り。
開業して年数自体は経っていますが、改装してあって古臭さは全くありませんでした。


マリオットホテルのソープ類は香りが個人的に好みなんですよね。
トイレにはオムツ用のごみ箱が設置されていて、細かい配慮が行き届いている印象。


ドライヤーはパナソニック製でした。
先ほど紹介したセルフ式のアメニティとは別に、ヘアブラシやシャワーキャップなど一部有料のアメニティも存在します。
これも時代の流れ、仕方ありません。


シャワーや浴室は若干の使用感あり。
ただ、洗い場付きの風呂が客室に付いているのは、小さい子供を持つ親からすれば、かなり大きいメリットです。
添い寝の条件について

私たちは2歳の末っ子を含む5人家族なので、ホテルによっては2部屋予約したり、スイートルームなど定員の多い広くて価格の高い部屋をしなければいけなかったり、宿探しで苦労することもありました。
その点、マリオットホテル山中湖では、どの部屋でも5人全員が同じ部屋で過ごせるので、経済的にも助かります。

コツとしては、まず決められた客室の定員数で予約を入れるのがポイント。
最初から2歳の子供を含めて検索すると、定員の関係で空室がないと言われてしまう可能性が高いためです。
なので、ベッドを使わない添い寝の子供に関しては、後からホテル側に直接電話やメールなどで連絡して、小さい子供がいて添い寝での宿泊を希望する旨を伝えるのがベスト。
ちなみに、富士マリオットホテル山中湖の添い寝についてのルールは下記の通り。
・未就学児無料
・小学生は子供料金、中学生以上は大人料金
マリオットグループのホテルは小学生まで添い寝が可能なことが多いんですが、山中湖のマリオットホテルに関しては少々厳しめ。
それでも、小さい子供連れであれば、5人家族でも同じ部屋に滞在できるので、非常にありがたいですよね。
子供用の浴衣やベビーベッド・ベッドガードなども貸し出してくれるので、必要な方は前もってホテルにお願いしておくと良いでしょう。
プラチナ特典の内容やレストラン情報は別記事で!

ここまで、富士マリオットホテル山中湖のチェックイン~客室の紹介、そして添い寝で家族全員が一つの部屋に泊まるコツをお伝えしてきました。
都会のホテルより客室も広く、マリオットグループの名に恥じないホスピタリティの高さ、そして富士山を初めとする自然豊かな周辺環境と、家族でのんびり過ごすには最適な場所だと思いますよ。
その他にも、まだまだレストランやラウンジ、温泉大浴場など魅力的な施設がたくさんある富士マリオットホテル山中湖。
プラチナ特典のラウンジでのカクテルタイムや朝食・その他館内施設の様子は、次の記事で詳しく解説しますので、お楽しみに!
2025年4月28日(月)追記:続編の記事を更新しました。上記も併せてご覧下さい。
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