こんにちは、こもれびです。
今回は2020年の夏に家族旅行で訪れた『星野リゾート リゾナーレ那須』の様子をご紹介したいと思います。
コロナ禍で遠出できない、だけど旅行には行きたい!という方には、関東近郊からも車で行けて、自然溢れる観光地である那須高原は、有力な選択肢の一つとなるでしょう。
その中でもリゾナーレ那須は、施設内に子供連れでも楽しめるスポットがたくさんあるので、小さいお子さんがいるご家庭などには、当記事も少しは参考になるかと思います。
是非とも最後までご覧下さい。
リゾナーレ那須のコンセプトは『アグリツーリズモ』
“アグリツーリズモ”とは、イタリア語で『アグリクルトゥーラ(農業)』と『ツーリズモ(観光)』という2つの単語を合わせた造語で、すなわちその土地特有の生産活動に触れたり体験したりして、地域の魅力を存分に味わう旅のスタイルのことを指します。
リゾナーレ那須でも、アクティビティや食事を通して、農業に関する様々な事柄を学ぶことが出来ますよ。
『お米の学校』というプロジェクトでは、リゾート内にある田んぼで、種まきから収穫・脱穀・精米など、時期によって違いはあれど、気軽に稲作体験をすることが出来ます。
また、『アグリガーデン』という畑で育てられている野菜の農作業に参加できたり、収穫した野菜を使った石窯ピッツァ作り、同じくガーデン内のグリーンハウスで収穫されたハーブを使用したハーブティーやバスハーブ作りなど、大人はもちろん子供にとっても貴重な体験をホテル内で味わうことが可能。
ただワイワイ楽しむだけではない、家族にとって思い出に残る滞在が出来るのも、私たちがリゾナーレ那須を選んだ理由でもあります。
1日目はチェックインして広大な施設内を散策!
引用元:じゃらんnet
さて、まず最初にチェックインの様子からお話していきましょう。
アクセスは車だと東北自動車道の那須インターチェンジから約20分程度と、そこまで遠くありません。
ただ、冬場は路面の凍結があるので、必ずスタッドレスタイヤかチェーンを履いていきましょう。
標高が高いため、ノーマルタイヤは危険です。
ホテルに着くと、ロビーでの説明の後、ルームキーを渡されて客室に向かうという流れ。
大きい荷物は運んでくれますが、部屋までは自分たちで歩いていきます。
リゾナーレ那須の客室は本館と別館に分かれていて、それぞれタイプの違う部屋が10種類近くあるので、好みに応じて選ぶことが出来て、予約の段階からワクワクしちゃいますよ。
引用元:じゃらんnet
私たち家族は本館の『デラックスメゾネット』というタイプの部屋に泊まりました。
1階がリビングスペースで、2階に3つのベッドがある合計約60㎡の客室です。
子供たちは、2階があるというだけでテンションが上がっていました。
ちなみに、リゾナーレ那須では6歳以下の子供は添い寝が可能なので、食事代は別途かかりますが、子連れでもお得に宿泊できますよ。
天気がイマイチだった時に撮影したので、写真が暗くて申し訳ないのですが、2階はこんな感じ。
ちょっとしたベランダもありました。
アメニティは他のリゾナーレと同じ。
子供には、お願いすれば子供用の歯ブラシやスリッパ・パジャマなどを用意してくれます。
部屋にはブロックも置いてあって、大人がゆっくりしている間、子供たちはおもちゃ遊びに熱中していました。
さすがは星野リゾート、子連れ家族への細やかな気配りが嬉しいです。
気になる水回りはご覧の通り。
バスタブがある客室とシャワールームのみの客室があるので、予約する際は注意が必要かもしれません。
特に子連れだと、洗い場って意外と重要なポイントだったりしますよね。
洗面ボウルも2つあって使い勝手が良く、全体的にキレイで清潔感がありました。
ただ、部屋によってレイアウトが大きく違うので、予約の際には、キチンと確認したほうが良さそうです。
しばらく館内を散策。
ラウンジは12歳以下の子供は入れませんが、コーヒーが無料で頂けるので、私が子供たちと遊んでいる間に、妻がコーヒーをテイクアウトしてきてくれました。
様々なジャンルの本が置いてあるので、ゆっくり読書をするのも良いですね。
ラウンジの階下は『OTTO SETTE(オットセッテ) 那須』という宿泊者専用のイタリアンレストラン。
子連れでも予約できますが、基本的にコース料理でどちらかというと大人の雰囲気なので、私たちは利用しませんでした。
別館の前にある水庭。
私たち家族は本館に泊まりましたが、こちら側の客室は大浴場やフロントまで外を少し歩きます。
逆に、ラウンジやオットセッテ那須へのアクセスは近いので便利。
一旦部屋に戻って外出、晩御飯は近くのレストランへ食べに行きました。
写真の通り、それぞれのゲストルームが半分独立したコテージのようになっているので、そこまで隣の部屋を気にしなくて済みます。
ちなみに、本館や別館とフロントなどを繋ぐ小道は、木々が生い茂っていて、自然を感じる作りになっています。
そのせいで夏場は虫が多く、大の昆虫嫌いの私には唯一のマイナスポイントです。
また、チェックインの時には野生の猿も出没して、スタッフの方々が追い払っていました。
ディナーから帰ってきた後は、お風呂に入ります。
写真は撮影出来ないので、公式サイトからの引用ですが、実際も幻想的で素敵な空間でした。
内湯と露天風呂があり、ちゃんとした温泉なので、効能もしっかりありますよ。
ポカポカになってぐっすり眠ることが出来ました。
2日目は朝食の後にアクティビティを楽しむ!
引用元:じゃらんnet
おはようございます、2日目の朝食はビュッフェレストラン『SHAKI SHAKI(シャキシャキ)』で頂きます。
田んぼや畑を所有しているだけあって、新鮮な野菜がたくさん並んでいました。
引用元:じゃらんnet
また、リゾナーレはパンも美味しいので、小振りで食べやすくて種類も豊富ですし、是非とも機会があったら食べてみて下さい。
食後はチェックアウトの前に散歩をしてみました。
青々とした田んぼが一面に広がっています。
朝食会場だったシャキシャキや大浴場・フロントがあるメインの建物から、我々が泊まっている本館を抜けて、田んぼやアグリガーデンの畑やグリーンハウス、更には別館から『POKO POKO広場』と呼ばれる広場まで、一周ぐるりと遊歩道が整備されています。
子供たちも松ぼっくりなどを集める『森のトレジャーハント』や、虫かごなどを自由にレンタルできる『POKO POKOトラック~夏の外遊び~』といった、夏季限定のアクティビティに夢中で、森の中にある様々なものを探しながら、グイグイと小道を進んでいきました。
そして到着したのが『POKO POKO(ポコポコ)』という施設。
ここは季節によって様々なアクティビティが行われたり、石窯ピッツァや飲み物を注文してランチを食べられる『Books&Cafe』があったりと、数時間ぐらい簡単に過ごせてしまうほど充実した“遊び場”です。
子供たちをパパが遊ばせている間、ママはのんびりとドリンクを飲みながら読書タイム。
時間がゆっくりと過ぎていきます。
事前に予約すれば、子供と一緒にピッツァ作りを楽しめる『石窯ピッツァづくり』といったようなアクティビティもありますよ。
私たちは時間の都合でチャレンジしませんでしたが、自然の中で自分たちがトッピングしたピッツァを食べるのは格別でしょうね。
ちなみに、我が家の息子たちのお気に入りは、この天井まで届く3層構造のネット遊具&ボールプール。
混雑緩和のために時間制限があり、入替制になっているんですが、それがなければ一生遊び続けていたと思います。
屋内の施設なので、雨が降っても小さいお子さんが楽しめる場所があるというのは、子連れ家族にとっては非常に大きいですよね。
結局チェックアウトのギリギリまでここで過ごしてしまいました。
まとめ
引用元:じゃらんnet
最後に付け加えておきたい事として、近くにコンビニなどがないという点です。
ホテルのショップでも簡単なお土産などは買えますが、飲み物やおやつ、おつまみなど滞在に必要な物は、予め購入した上でチェックインすることをおすすめします。
ただ、裏を返せば、それだけ自然の中で過ごせるということ。
季節によって多種多様なアクティビティが用意されていて、そのほとんどが子供と一緒に体験できるものばかりです。
今回リゾナーレ那須の全てを紹介し切れたワケではありませんが、観光に行かなくても、ホテル内で過ごすだけで、たくさんの思い出がお子さんの心に残る旅になるでしょう。
日常を忘れてリラックスできる施設なので、子連れ旅行だけではなく、女子旅やご夫婦での旅行にもピッタリですよ。
皆さんも一度は泊まってみて下さいね!
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