皆さんは最近、国内旅行に行きましたか?
世の中の流れも目まぐるしく変化する中、コロナの状況も少しずつ落ち着いてきたのかなぁという実感があります。
そこで、たまには遠出もしてみようか?ということで、沖縄県の宮古島にある『イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古』というホテルに家族で泊まってきました。
今までお金を貯めていた分、久しぶりに家族での思い出を作ろうと大奮発!
また今回は、『Marriott Bonvoy』の『プラチナエリート』会員である私が所有している『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』のポイント宿泊で予約して、ほぼ無料に近い形でお得に宿泊してきました。
そこで、高級ホテルになるべく安く泊まるコツや、3人の子供を持つ私の経験から、子連れ旅行のポイントを皆さんと共有できればと思っています。
沖縄県の離島に行ってみたい、小さい子供がいるけどラグジュアリーな体験をしてみたい、という方は参考にしてみて下さいね。
宮古島やイラフ SUIってどんな所?
宮古島は、沖縄本島から南西に約290km離れた、宮古諸島の島の一つ。
空港も2つあり、路線バスも走ってはいますが、基本的にはレンタカーがほぼ必須。
とは言っても、イラフ SUIに宿泊する場合は、それぞれの空港から予約制の送迎サービスがあるので、ホテルとその周辺でゆっくり過ごしたいという方は、レンタカーがなくても十分楽しむことが出来ます。
繁華街も近く、コンビニ・スーパーやレストランも普通にあるので、皆さんが思っている“離島”のイメージとは違うかもしれません。
裏を返せば、子連れで準備をバッチリして大量の荷物を抱えて…という大変さを極力減らしつつ、時間がゆっくり流れるビーチリゾートの魅力を味わうことが出来る、日本では数少ない場所だと思っています。
またイラフSUIは、世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルと提携しているので、Marriott Bonvoyのポイントを使って宿泊することも可能。
私は前述の通り、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードで普段のお買い物を決済してポイントを貯めて、Marriott Bonvoyのプラチナエリート会員資格をゲットしました。
貯まったポイントで高級ホテルに泊まることが出来るのはもちろん、プラチナエリート会員になっていると、部屋の無料アップグレードや朝食無料サービス、ホテルによってはラウンジで軽食やドリンクが無料で頂けるサービスやレイトチェックアウトなど、他の宿泊客に比べてワンランク上のサービスが受けられて、旅行の満足度にかなりの差が出てきます。
私が使っているクレジットカードの詳細は別の記事で詳しく書いていますが、旅行好きは必携レベルのカードですよ。
国内・海外旅行好きの最強クレカ【マリオットボンヴォイアメックス】がおすすめの理由
有名人の方や旅行系Youtuberの方も使っているのをよく目にします。
余談になりましたが、これから年1回は旅行に行くぞ!という方であれば、元は取れるどころか、使い方によっては旅行のクオリティが格段に上がるので、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは旅行好きには是非ともおすすめしたいクレジットカードですね。
いざ空港からホテルへ
宮古島には空港が2つあると先ほどお伝えしました。
宮古島のメインの玄関口である『宮古空港』と、今回我々が利用した2019年開業の『みやこ下地島空港ターミナル』があり、航空会社や出発する空港によってどちらの便を利用するか検討する必要があります。
ただ、両者の距離は約30分程度しか離れていないので、どちらの空港を使っても不便を感じることはないでしょう。
正確には、下地島空港がある場所は伊良部島やメインの宮古島と橋で繋がっている『下地島』という別の島になります。
とは言っても、イラフSUIは下地島の隣にある伊良部島にあって下地島空港から車で約10分以内と近いですし、宮古空港からも車で約20~25分と橋を渡って十分行き来できる距離なので、レンタカーを借りる場所や自分たちの旅行の日程と照らし合わせて、飛行機を決めて大丈夫ですよ。
ちなみに、宮古島と下地島の間にある伊良部島を繋ぐ橋は『伊良部大橋』と言って、無料で渡れる橋としては日本一の長さを誇り、宮古島でも有数の映えスポットになっています。
天気が良ければ、宮古ブルーの海を横目に最高のドライブを楽しめるので、レンタカーでホテルに向かうだけでも南国に来た感を味わうことが出来ますよ。
ということで、下地島空港からレンタカーでホテルまで直行しました。
外観のフォルムから白を基調としていてリゾート感が溢れています。
約50室とそこまで大きいホテルではありませんが、存在感は十分ですね。
ホテルの扉を入ると、すぐに目に飛び込んでくるこの絶景!
晴れの日ということもありますが、目の前にプール、その奥にはエメラルドブルーの宮古島の海を望むこの光景を見るだけで、非日常感を味わうことが出来ます。
白と青を基調としたインテリアが落ち着いた印象で、リラックスしてチェックインの時間を過ごすことが出来ます。
ちなみに、我々家族は友人も含めると人数が多かったので、レストランのテーブルのほうに移動してチェックインの手続きをしました。
大人のための高級リゾートでありながら、子連れにも優しい対応をしてもらい、部屋に入る前からホスピタリティの高さに感動の連続です。
私たちには3人の子供がいるのですが、5歳以下の子供は添い寝が無料(3~5歳は朝食代が税込2,530円)、0歳の長女にはベビーベッドも用意してくれました。
今回はポイントでの宿泊だったので、現金として支払ったお金は、細かいドリンク代やお土産代などを除けば、子供たちと友人の分の朝食代(夫婦2人分の朝食代はMarriott Bonvoyのプラチナエリート会員特典で無料)と、8歳の長男の宿泊代が税込13,915円だけ。
これも全てMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのお陰ですね。
宮古島の海を臨む、リゾート感満載の客室
我々が泊まったのは、404号室とその隣の405号室の2部屋。
このホテルは4階建てなので、最上階に当たります。
各階の角部屋はスイートルームになっており、1階にはプール付きの客室や、愛犬と泊まれる客室があったりと、ホテルの規模にしては客室の選択肢が多いのも特徴。
見て下さい、この抜け感!
一番ポピュラーな部屋でこれですよ?
やはり宮古島で一二を争う人気の高級ホテルというのは伊達じゃありませんね。
部屋のバルコニーからの眺め。
100%快晴というワケではありませんでしたが、それでもこの景色は贅沢ですね。
バルコニーも広いので、ゆっくり寛いだり、海を見ながらアルコールを頂いたり…想像しただけでテンションが上がります。
部屋に入ると、ウエルカムフルーツやクッキーと支配人からのメッセージ、そして注意書きのようなものが置いてありました。
フルーツはスタッフの方にお願いすれば、食べやすい大きさにカットして部屋まで運んでくれますよ。
ベッドは大きさも十分ですが、やや硬めなので、柔らかめのベッドがお好みの方には、少し寝辛さを感じるかもしれません。
壁に埋め込まれたテレビはYoutubeなども見られますが、前の宿泊客が検索した履歴が残っていたので、それをリセットしてあると良かったですね。
細かいことかもしれませんが、現金だと約10万円前後するホテルなので、それに見合ったサービスのレベルを求めてしまいます。
コーヒーや紅茶も当たり前のように完備。
紅茶はシンガポール創業の高級ブランド『TWG Tea』のティーパックでした。
スナック菓子も置いてあります。
ワインなどのアルコール類はもちろん有料ですが、冷蔵庫内のドリンクはビールも含めて、Marriott Bonvoyのプラチナエリート会員以上であれば無料で頂けます。
しかも、飲み終わったらお願いすれば何度でも補充してくれるという徹底ぶり。
この『宮古島のしあわせマンゴー』というジュースは、1本税込450円もする宮古島産のマンゴーを使った有名なジュース。
それに加えて、まさかの『オリオンビール』も無料で何本でも飲めちゃいます。
この太っ腹ぶりには、“嬉しい”を通り越して驚愕するばかり。
さすがはイラフSUI、おもてなしのレベルが違いますね。
セーフティーBOXはもちろん、空気清浄機も全室に完備。
乾燥しがちなホテルでの滞在に潤いをもたらしてくれます。
気になる水回りはこの通り。
オープンして数年しか経っていない施設なので、清潔感があって使い勝手も◎。
フカフカのバスローブは、お持ち帰りしたかったぐらい気持ち良かったです。
バスタブは部屋の外を眺めながら入れますし、気になる方はロールカーテンを降ろせば浴槽を隠すことも出来ます。
ハンドシャワーだけでなく、レインシャワーが付いているのも嬉しいポイント。
個人的に大好きなんですよね、天井からお湯が降ってくる感じ。
トイレもピカピカで文句の付けようがないぐらい。
そして、最初に紹介し忘れましたが、イラフSUIのロゴが入ったビーチサンダルが各部屋に用意されています。
持ち帰りオッケーということで、これで海辺に出て水遊びを楽しみました。
サンダルを持っていくのを忘れた私たち家族にとって、非常に重宝したので、何気ないサービスですが、本当にありがたかったです。
ということで、部屋を一通り見て回った後は、夕食までホテルの敷地を散策してみました。
サンセットディライトのサービスが秀逸!
ロビー階に降りると、他の宿泊客の皆さんはバスソルト作り体験の真っ最中。
大体毎日16時半ぐらいまで行っているということで、私たちもギリギリの時間でしたが、何とか間に合ったので、自分たちでドライハーブや雪塩をブレンドして、お好みのオリジナルバスソルトを作ってみました。
その後、お目当てのシャンパンのフリーフローサービスである『サンセットディライト』のためにガーデンへ。
サンセットディライトとは、宿泊者全員が参加できるシャンパンの飲み放題サービスで、毎日17時~18時頃(開催時間は時期によって異なる)まで、約1時間の間であれば何杯でもシャンパンを頂くことが可能。
その日の実施時間はチェックインの時に教えてくれます。
ロビーのソファやプールサイド、レストラン内や写真のようなガーデンなど、好きな場所でドリンクを堪能できますよ。
写真のように、ゆっくりとしたソファで寛ぐのも良いですが、天気が良かったので屋外のガーデンで頂くことにしました。
特に予約などはなく、席は早い者勝ちなので、満室の時期などはなるべく早めに行くことをおすすめします。
プールサイドのカバナやソファベッドでワイワイ楽しむ方や、レストラン内で優雅にシャンパンを飲んでいる方など、皆さんそれぞれ思い思いの時間を過ごしていました。
ドレスコードもなくTシャツ・短パンにビーチサンダルでも全然オッケーですし、お酒が飲めない方でも、ノンアルコールドリンクやソフトドリンクもあるので、子供も含めて誰でも気軽に参加することが出来ますよ。
スタッフの方が常時声掛けをしてくれて、注文やお代わりの時など、すぐに駆け付けてくれます。
おつまみも無料で提供されるのですが、この日はミミガーのジャーキーでした。
内容は、日によって若干変わるそうです。
晴れとはいえ雲が多い一日でしたが、それでも美しい夕日を見ながら大切な人とシャンパンを楽しむ時間は、何物にも代えがたい幸せな体験でした。
あっという間に1日目終了!
引用元:じゃらんnet
話し合いの結果、夕食は外出して食べることに。
イラフSUIはレストランが1つしかなく、朝食会場でもあるので、メニューは違うとはいえ、違う雰囲気の場所で食事をしようという結論に至りました。
味は間違いないでしょうが、ホテルでのディナーは決してお手頃とは言えませんし、何より宮古島にはここでしか食べられない美味しい居酒屋やカフェ・レストランが数え切れないほどあります。
ホテルから徒歩圏内にも『Blue Turtle(ブルータートル)』というオシャレなカフェがあるので、こちらで食べるのもおすすめですよ。
写真は昼間のカフェに行った時のものですが、夜は南国ムード漂うバーのようになるので、家族連れはもちろん、友人同士やカップルでも全然アリですね。
ちなみに、大人っぽい雰囲気でありながらキッズチェアや子供用の食器を貸し出してくれるなど、キッズフレンドリーなお店なので、子連れでも大丈夫ですよ!
私たちは電話で予約した、繁華街の居酒屋で晩ご飯を食べて、この日は終了。
宮古島や伊良部島は中心地までも近くてコンパクトなので、気軽に出かけてパッと帰ってこれるのも、小さい子供を抱える私たちにとっては助かります。
というワケで、お休みなさい。
2日目、朝食からチェックアウトまで
おはようございます、2日目の朝は雲が多くスッキリしない天気。
ひとまず朝ご飯を食べに朝食会場へ向かいます。
イラフSUIのレストランはこの『TIN’IN(てぃんいん)』一つだけなので、宿泊者全員がここで朝食を食べることになります。
宮古島の言葉で“TIN(海)”と“IN(レストラン)”を合わせた造語だそうで、この三面開口の窓からエメラルドブルーの海を見渡せる、ロケーション抜群のレストラン。
天気が良ければ、テラス席で食べるのも気持ちが良さそうですね。
ホテルの朝食会場というレベルを遥かに超えた、非日常感溢れる空間です。
食事はセミブッフェスタイルで、メインディッシュを和と洋から選んで、ジュースやフルーツ、サラダなどはレストランの中央に取りに行きます。
私が注文した和食と、妻が頼んだ洋食のエッグベネディクト。
卵料理はオムレツやスクランブルエッグなど、調理方法を選べますが、妻は無類のエッグベネディクト好きなので、いつもこれ一択。
一番美味しかったのは、一番最初に提供されたスープ。
使っている材料の説明を受けましたが、忘れてしまいました。
濃厚なポタージュっぽくて、寝起きの身体に染み渡ります。
子供用の朝食も、大人と大して変わらないボリュームで、子供たちも非常に喜んでいました。
メインディッシュはそこまで他のホテルとの明確な差は感じなかったのですが、やはりジュースやフルーツなどは沖縄らしさを感じる、南国リゾート感満点のラインナップで、とても満足です。
食後にガーデンを散歩していると、晴れ間が出てきました。
建物の真ん前にあるプールは、宿泊者のみが無料で使えます。
ただし、12歳以上と年齢制限があるので、子連れの私たちは利用しませんでした。
プールに入りながら、見渡す限りの伊良部ブルーの海を眺めてリラックスするのも、贅沢な時間を過ごせそうで良いですね。
私たちはMarriott Bonvoyのプラチナエリート会員特典でレイトチェックアウトも可能でしたが、他に観光したい場所がたくさんあったので、丁重にお断りして、少し早めにホテルを後にしました。
まとめ
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古という施設、皆さんの目にはどう映ったでしょうか?
文章では表現できませんでしたが、スタッフの方が一人一人に寄り添った接客をしてくれて、高級リゾートなのに、食事から帰った際の「お帰りなさいませ!」の声に、まるで実家に帰ったかのような安心感を覚えました。
決して大規模で広大なリゾートホテルではありませんが、その分きめ細やかさは群を抜いて素晴らしく、ホスピタリティの高さに何度も感動した記憶があります。
子連れでもウェルカムな雰囲気なので、皆さんも是非、宮古島に家族やカップル・友人と旅行に行く際には、宿泊する宿の候補にしてみて下さいね!
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