静岡県伊豆市にある『伊豆マリオットホテル修善寺』に、子供3人を連れて家族5人で泊まってきました。
約50万坪の敷地を誇る『ラフォーレリゾート修善寺』内にあり、世界中で7,000以上のホテルが参加する『Marriott International(マリオット・インターナショナル)』グループに加盟しているホテルです。
引用元:じゃらんnet
マリオットグループであるという安心感に加えて、温泉付きの客室や畳の部屋を備えた和洋室など、旅館としての要素も持ち合わせているため、家族連れやカップル、友人同士や社員旅行といった、多彩な旅行スタイルに対応しているのも魅力。
添い寝を駆使して一部屋でお得に泊まるコツも伝授しますので、小さいお子さんがいるご家庭で、静岡方面に旅行を考えている方などは、選択肢の一つとして参考にしてもらえると幸いです。
到着からチェックインまで
マリオット修善寺は、修善寺の温泉街からは少し離れていて、山道を登った高台のような場所にあります。
車だと伊豆縦貫道経由で天城北道路の大平ICへ、そこから国道136号線を走って約15分ほど。
電車の方は修善寺駅から無料送迎バスを利用するのがベター。
ただ、送迎バスは大体1時間に1本のペースと決して本数が多いとは言えず、時刻表もシーズンや曜日によって異なるので、時間が合わない時にはタクシーを使うことになるかもしれません。
私たち家族はタクシーで向かったのですが、到着した頃には辺りがすっかり暗くなっていました。
ちなみに、ホテルの敷地内に入ったところで、野生のシカの群れを発見!
突然のことで写真には収められませんでしたが、子供たちも大喜びでした。
ロビーには高級ホテル特有の良い香りが広がります。
愛犬と泊まれる部屋もあり、入り口前には写真のような看板も立っていました。
広々としたラウンジスペース、その横には喫煙所もあります。
1階の端にはベビールームがあり、オムツ替えや授乳が出来るようになっていました。
我々のような小さい子供を持つ家族連れには、非常に助かりますよね。
また、売店の手前には外貨の両替機が。
インバウンドで海外からの観光客も多い証でしょう。
一部のアメニティはフロント横のスペースから自分で必要な分だけ持っていくパターン。
ヘアブラシやシャワーキャップなどは有料になっていました。
個人的には、高級ホテルであってもアメニティは使う人が使う分のみ利用すれば良いと思っているタイプなので、こういった取り組みは賛成です。
このホテルは敷地面積が広大なだけあって、建物自体は3階建てになっています。
上層階へはエレベーターもしくは階段で行くことが可能。
それでは、チェックインを終えたので客室へ向かいましょう。
子連れでの添い寝は何歳まで?
マリオット修善寺の添い寝条件は、公式ホームページでは未就学児までとなっています。
しかし、我が家は『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』という、マリオット修善寺も加盟しているマリオットグループの会員プログラム『Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)』のポイントが貯まるクレジットカードを使って、マリオット・ボンヴォイ経由で予約しました。
それもあってか、小学生の長男も添い寝扱いで何と宿泊費が無料に!
ベビーベッドをレンタルして宿泊した長女も含めて、家族全員が同じ部屋で過ごすことが出来ました。
・ベッド1台につき子供1人可能(未就学児無料)
・小学生はエキストラベッド(税込7,260円)が必要との情報あり(ホテルに応相談)
・ベビーベッドの追加で子供3人まで同室で滞在が可能
子供連れで宿泊される場合は、ホテル側と直接やり取りして確認したほうが良いかもしれません。
交渉次第では、お得に泊まれる場合もあるので、少し面倒かもしれませんが、お願いする価値はあると思います。
客室について
今回私たちが泊まるのは3階の『スーペリアツイン 温泉付き』という部屋。
予約はボトムの『スーペリアツイン』でしたが、辛うじて1ランクだけアップグレードしていただきました。
ということで、エレベーターで3階に上がり、廊下を抜けて客室に向かいます。
客室タイプ | 定員 | 面積 |
スーペリアツイン・キング | 2~3名 | 29.5~31.2㎡ |
スーペリア温泉付きツイン・キング | 2名 | 31.2㎡ |
和室ツイン・キング | 2~4名 | 40.5㎡ |
和洋室ツイン・キング | 2~4名 | 40.5㎡ |
温泉露天風呂付きデラックスツイン・キング | 2~3名 | 40.5㎡ |
温泉露天風呂付きプレミアムツイン | 2~4名 | 49.4㎡ |
温泉露天風呂付きプレミアムキング | 2~3名 | 49.4㎡ |
ジュニアスイート | 2名 | 83.2㎡ |
エグゼクティブスイート | 2名 | 98.7㎡ |
願わくば『温泉露天風呂付きデラックスツイン』以上を狙っていましたが、混雑状況もあり難しいとのこと。
デラックスルーム以上はバルコニーに温泉露天風呂があるので、天気が良い日なんかは気持ち良いと思いますよ。
ただ、お部屋に温泉が付いているだけで十分ありがたいので、ホテルの方々には感謝です。
ツインの部屋、キレイに整えられていて清潔感があります。
窓際のテーブルとチェア。
ベッドサイドと壁掛けのテレビ、大画面でベッドに寝転がりながら見ることが出来て、とても快適でした。
お水2本とコーヒー類、追加の場合は連絡すれば持ってきてもらえます。
お湯を沸かすための電気ケトル、赤ちゃん連れの方には常備されていると助かりますね。
冷蔵庫は空のパターン、徒歩圏内にコンビニはないので、ホテルに来る途中で飲み物やおやつを買い溜めしてきました。
引き出しの所にはセーフティーボックスや浴衣。
大浴場に行く時に便利そうな巾着袋も入っていました。
やはり、このホテルの目玉は客室に付いている温泉。
ボトムの部屋に比べて価格は上がりますが、温泉付きの客室にしたほうが、滞在時の満足感は段違いだと思いますよ。
引用元:じゃらんnet
温泉露天風呂付きのデラックスルームはこんな感じ。
バルコニーにあるので、外の風を感じながら浸かれるのは最高ですね。
シンクは一つですが、そこまで使いづらさもなく、及第点といった所。
アメニティは基本的にセルフサービスですが、一部客室に常備されている物もあります。
タオルやバスマットなどはシンクの下にあり。
温泉の横にはシャワーもあるので、子連れでも洗い場に困ることはありませんでした。
バスアメニティは備え付けのタイプ。
トイレもキレイで使い勝手は問題なし。
ルームツアーも一通り済んだところで、夜も更けてきたので、ラウンジに行ってから大浴場で一日の汗を洗い流してきたいと思います。
後編では、ラウンジや大浴場など館内施設をレビュー
ひとまず前編はここまで、お付き合いいただきありがとうございました。
ラウンジや大浴場の模様、2日目に朝食を食べたレストランについてなどは、別の記事でご紹介したい思います。
それでは、引き続き後編もご覧下さい。
3月28日(木)追記:後編の記事を更新しました。上記も併せてご覧下さい。
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