新年あけましておめでとうございます。
諸事情により、2022年の下半期は記事の更新が出来ませんでした。
楽しみにして下さっていた方々には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
また、2023年は心機一転、頑張って皆さんのお役に立てる情報を発信していきたいと思いますので、今年もよろしくお願いします。
ということで新年一発目は、マリオット系のラグジュアリーホテルブランド『W大阪』の子連れ宿泊記をお届けしたいと思います。
W大阪ってどんなホテル?
引用元:じゃらんnet
W大阪は2021年3月に開業した、日本初上陸のマリオット系列の高級ホテル。
心斎橋駅の近く、御堂筋通りにそびえ立つ、ド派手な演出が自慢のライフスタイルブランドです。
かの有名な安藤忠雄氏がデザイン監修した建物外観はもちろん、館内もオシャレでSNS映えするデザインが、他の高級ホテルとは一線を画します。
海外のクラブに来たかのような、一見すると異様な雰囲気ながら、家族連れや老夫婦など、世代を問わず自分のライフスタイルや価値観を大事にする人たちに、世界中で高い人気を誇っていますね。
また、W大阪は、世界最大のホテルグループ『Marriott Bonvoy』に参加しています。
私はMarriott Bonvoyの『プラチナエリート』会員になっているので、『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』のポイント宿泊を使って、本来であれば1泊5万円以上する部屋に、現金の持ち出しほぼゼロで泊まることが出来ました。
旅行が大好きな私たち夫婦にとっての必需品であるMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード、年会費は49,500円と高額ですが、今回の1泊2日の滞在でほぼ元を取ったようなものなので、年に2~3回以上は旅行したいという方には、超おすすめのクレジットカードですよ。
1日目
いざチェックインへ!
引用元:じゃらんnet
エントランスに到着すると、いきなり度肝を抜くようなトンネルが!
ここを通って1階から建物内に入り、入口で必要に応じて荷物を預かってくれるので、我々はチェックインのカウンターがある3階へ向かいます。
ちなみに、駐車場はバレーパーキングになっており、宿泊者であれば1泊5,000円で停めることが可能。
空きがあれば、事前の予約は必要ありません。
こちらが3階のフロア。
バーカウンターの向こう側は『LIVING ROOM』というカフェ&バーになっており、アフタヌーンティーも楽しめる他、DJブースがあって、夕方から夜にかけては音楽がガンガン鳴っているので、Wホテルを象徴する場所になっています。
子供2人プラス乳児1人の添い寝で料金はどうなる?
今回宿泊するのは0801号室のスイートルーム。
子連れで効率良く泊まるコツとして、まずは大人2人で宿泊の予約を入れます。
その後、私たち家族はMarriott Bonvoyのデスクまたはホテルに直接メールや電話で添い寝が可能か?を問い合わせました。
最初から子供の人数まで入力して予約すると、子供が添い寝扱いにならずに、料金が発生するので注意して下さいね。
ホテルによって添い寝のルールは違うので、必ず直接交渉することが大事ですよ。
・子供2人まで可能(12歳以下無料)
更に、我が家には0歳の乳児がいます。
添い寝の条件に当てはめると、1つの部屋に宿泊できる人数をオーバーしていますが、例外的にベビーベッドを入れることが出来る客室であれば、乳幼児は人数にカウントされず、家族5人でも同じ部屋で泊まることが可能。
これも全ては要相談なので、事前にホテル側と交渉することが大切になってきます。
憧れのスイートルームへアップグレード!
予約の段階では『スペクタキュラーゲストルーム』という角部屋でしたが、アサインされたのは2ランク上の『マーベラススイート』でした。
ここでもMarriott Bonvoyのプラチナエリート会員が威力を発揮します!
独立したリビングとベッドルームの2部屋に分かれており、広さは約80㎡と家族5人で泊まっても持て余すぐらいの大きさ。
家具やオブジェなどのデザインも一つ一つがオシャレ。
ソファは大人が横になって眠れるぐらい広々でした。
ウエルカムスイーツとして、タコ焼きの形をしたケーキがテーブルの上に。
W大阪ならではのおもてなしで、特に子供や外国の方などは嬉しいでしょう。
クローゼットには大阪の街が描かれていました。
個人的に大ヒットしたのは、撮影し忘れましたが、W大阪のロゴ入りバスローブとスリッパ。
今まで泊まってきたどのホテルよりも肌触りが良く、思わず家で普段使いしたくなるぐらいでした。
使い捨て感があるホテルのアメニティも、Wホテルではブランドイメージを形作るための立派なエッセンス。
子供用のスリッパもキチンと用意されていて、家族連れにとっては嬉しい限りです。
引き出しや冷蔵庫の中もビビットな色使いで、気分が上がりますね。
そして、引き出しの右上には、Wホテル名物のアレも…。
客室の中にはミニバーもあって、有料ですがちょっとしたカクテルを作れるようにもなっていました。
さすがWホテルですね、やることが普通の高級ホテルとは違います。
無料の水は家族全員分、4本セッティングしてくれていました。
水回りもオープンして日が浅いこともあって、ピカピカで清潔感たっぷり。
洗面ボウルが2つあって使いやすく、浴槽もビューバスになっているので、高層階に宿泊する場合には、大阪の夜景を見ながらゆっくりと湯船に浸かれそうですね。
残念ながら我々は8階だったので、隣にはビルがそびえ立っていました。
スイートルームにアップグレードしていただいたので、贅沢は言ってられません。
もし高層階を希望する方は、予約時にリクエストしておくと良いでしょう。
ビューバスとは別に、独立したシャワーブースもありました。
水圧もバッチリで、子供たちを座らせるのに便利なイスもあって、非常に使い勝手が良かったですよ。
これがバスルームや洗面台にセッティングされていたアメニティ。
イタリア生まれの『Davines(ダヴィネス)』の『MOMO(モモ)』というブランドです。
ホテルによっては、全然自分に合わないシャンプーやコンディショナー・ボディソープもありますよね?
細かい所ですが、そこで意外とテンションが左右されたりします。
その点、W大阪が採用しているこちらのアメニティは、泡立ちも良かったですし、イチジクっぽい、フルーティーで瑞々しい香りがして、個人的に好みの使い心地だったので、帰りに同じブランドの商品を衝動買いしてしまいました。
洗面台にあるアメニティも、パッケージからしてオシャレですね。
大人用の歯ブラシは、木製でヘッドが大きくて磨きやすかったです。
しっかり子供の分も用意してくれていました。
ちなみに、写真は撮っていませんが、ドライヤーは『ReFa(リファ)』のもの。
スイートルームにはヘアアイロンも常備されています。
私たちが泊まったマーベラススイートには、部屋にトイレが2つありました。
5人家族が一部屋に泊まる我々のような場合には、メチャクチャ助かります。
引用元:じゃらんnet
ターンダウン後の写真を撮り忘れたので、別の客室ですが夜の雰囲気も感じていただければ。
これは『ファンタスティックスイート』という60㎡のスイートルーム。
奇数階の部屋は赤?ピンク?っぽいライト、偶数階の部屋は青っぽいライトが部屋をムーディーに変えてくれます。
昼間とはガラリと違う表情を見せてくれる客室っていうのも面白いですよね。
引用元:じゃらんnet
今回は利用しませんでしたが、ホテル内でディナーを済ませたい場合には、『Teppanyaki MYDO』のコース料理がおススメ!
スタイリッシュな店内で、黒毛和牛や新鮮なシーフードの鉄板焼きを、シェフが目の前で料理してくれますよ。
コースの中にミニお好み焼きなど地元大阪のソウルフードが出てきたりと、W大阪ならではの遊び心も混ざっていて、エンターテインメント性も抜群です。
ということで、我々家族はディナーを外で軽く済ませて就寝、お休みなさい。
2日目
朝食のパンが絶品!
2日目の朝、おはようございます。
子供たちも前の日に遊び疲れてぐっすり眠っていたので、比較的ゆっくり起きて、のんびり朝食会場に向かいました。
Marriott Bonvoyの会員特典として、12歳以下の子供は朝食無料というサービスがあり、更にプラチナエリート会員の特典で、朝食が一部のホテルを除き大人2人まで無料になるので、食事の要らない0歳の乳児も含めると、お金が一銭もかからずに家族全員がホテルの朝食を楽しむことが出来ます。
引用元:じゃらんnet
朝食は3階にある『Oh.lala…(オーララ)』というレストランへ。
ランチやディナーにも利用できるオールデイダイニングで、朝食はセットメニューやブッフェが用意されています。
最初に卵料理を選ぶことが出来るので、私はオムレツをチョイス。
使っている卵の黄身が濃厚で美味しかったです。
妻は大好きなエッグベネディクトにしてもらっていました。
緑色はアボカドのソースで、パン生地はイングリッシュ・マフィンではなくカンパーニュが使われており、これが大ヒットだったそうです。
そして、家族揃って大絶賛だったのが、朝食に出てくるパン。
普通に美味しいと感じるパンはどこのホテルにもありますが、W大阪のパンは冗談抜きでちょっと驚くレベルでした。
記念日ということで、キャンドル付きで動物の形をしたパンを持ってきてくれたり、一番右手前に写っている緑色のパン、ピスタチオのクロワッサンアマンドが絶品だったり。
優雅な朝食の時間を過ごすことが出来ました。
チェックアウト前にフィットネス&スパを見学
食後のコーヒーを飲んだ後にチェックアウトの準備をして、最後に向かったのは4階のフロア。
ここにはプールやスパなどがあります。
季節を問わず入れる屋内のプールは6,325円と少しお高め。
そして、16歳以下の子供は利用不可と、私たちには縁がない場所でした。
以前はプラチナ会員は無料で利用できて、子供も一緒に入れたみたいですが、ルールが変更になってしまったとのこと。
確かに、このオシャレなプールで子供たちが泳ぎ回っていたら、リラックスしたい人にとっては落ち着かないかもしれませんね。
同じフロアには『WET BAR(ウェットバー)』というアルコールや軽食が注文できるスペースもあります。
営業は不定期ということで、おそらく週末や繁忙期を中心にオープンしているのでしょう。
また、この奥には『AWAY SPA(アウェイスパ)』というスパも併設されていました。
WET BARの横には、オープンエアのデッキがあり、季節によってはこちらでWET BARのメニューを食べることも出来るそう。
夏の暑い日やライトアップされた夜に、屋外でビールやカクテルを飲むのも気持ち良さそうですね。
とにかくどのフロアも唯一無二の、Wホテルらしさが詰まった高級デザイナーズホテルといった感じでした。
まとめ
引用元:W大阪公式サイト
皆さん、いかがでしたでしょうか?
高級ホテルというと、子連れだと気が引けるという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、マリオット系列のホテルはW大阪に限らず、どこも子供に対してだけではなく、周りの宿泊客も含めた全体に気配りが行き届いていて、全てのゲストがお互いに気持ち良く滞在できる空間があります。
普通のホテルに少し飽きたという方や、刺激的なホテルステイを楽しみたいという方は、是非ともW大阪に泊まってみて下さい。
大人だけの旅行はもちろん、子供連れの家族にとっても、きっと思い出に残るホテルになると思いますよ!
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