JR水戸駅からほど近い大通り沿いにある鮮魚店直営の定食屋さん『佳鱗亭』のレビュー記事です。
こんな繁華街に魚屋さん?と思いますが、実は明治23年創業と約120年の歴史を持つ老舗の鮮魚店である『山大』。
その2~3階に店を構えるのが、食事処である佳鱗亭になります。
水戸駅前にもチェーン店を初めとする居酒屋さんはたくさんありますが、“本物”の新鮮な魚料理を食べられるということで、駅から徒歩約15分のこちらのお店にやって来ました。
結果、歩いて大正解!
どれも外れなしの新鮮な魚ばかり。
今回は、水戸市付近に観光やビジネスでいらっしゃる皆さんに自信を持っておすすめ出来る、佳鱗亭についてご紹介したいと思います。
通し営業で食べるも良し!一杯飲むも良し!
1階にある鮮魚店の横にある階段を登っていくと、2階に食事処があります。
一見すると入りづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、全然そんなことはなくて、1階にいるご主人らしき人に「レストランは営業してますか?」と聞くと、快く2階に案内してくれました。
2階に着くと、思っていたより広いスペースが広がっていました。
約100席あるとのことで、宴会にもピッタリですね。
我々が訪れた翌日は、海外の観光客の団体さんが来るそうで、ツアーの日程にも組み込まれているほど人気なんだなぁというのが伝わってきました。
ドリンクメニューと一品メニューはこちら。
ビール党の私ですが、新鮮な魚料理と一緒に日本酒というのも悪くないですね。
迷っていると、お得なセットを発見!
刺身に小鉢が3品付いてこの値段は、コスパ良すぎでしょ?ということで、私は『晩酌セット』を注文。
妻はお腹が空いているということで、定食を選びました。
どれも美味しそうですし、刺身だけでなく焼魚・煮付け・フライなど好みの調理方法で提供してくれるのも嬉しいポイント。
1階で販売されている魚を買って捌いてくれたりもするので、鮮度は抜群です。
季節によっては鍋料理もやってるみたいですね。
冬場になれば、茨城の名物であるアンコウも入荷するので、それ目当てに行ってみるのも良いかもしれません。
とりあえず晩酌セットのキンキンに冷えたビールを、季節のお刺身と共に頂きます。
これで1,900円はお買い得すぎますよ。
刺身はどれも厚めに切り付けてあって、歯応えがプリプリ。
さすがは創業約120年の鮮魚店直営、味は申し分ありません。
と思ったら、「小鉢は3品で、あと1品は揚げてるからちょっと待ってて!」と女将さんの言葉。
品数を数えてみると確かに小鉢はまだ2品しか来ていません、とは言えボリューム的に満足していたので、「更に出てくるんですか?」と驚く私たち。
最後はシンプルなアジフライ。
ところが、これが絶品!
今まで食べた中でトップ3に入るぐらい衝撃のアジフライでした。
衣はサクサクで魚の身はホロホロと口の中で溶けるよう。
通し営業で夕方の変な時間帯に行っても、新鮮なおつまみと共に軽く一杯という欲求を満たしてくれる、貴重なお店です。
引用元:株式会社山大公式サイト
妻が食べた定食も、ボリュームたっぷりで言うことなし。
とにかく刺身が美味しいので、白米もお酒もグイグイ進みます。
ホームラン定食もおすすめ!
佳鱗亭から徒歩数分の場所には『水戸ライトハウス』というライブハウスがあり、そこのバンドマンやファンも、数多くこのお店を訪れているそう。
中でも黒夢やSADSといったバンドで活躍したミュージシャンの清春さんが名付けたという『ホームラン定食』は、ここの看板メニューの一つ。
念願の佳鱗亭さんでホームラン定食!
— You (@y80ngc31355) November 4, 2024
新鮮で厚切りの刺身マジで美味かったです!
おばちゃんのノリも最高だった(笑)
次々と来るファンの方々とフレンドリーに接してて、いやそこはファンとは関係無い一般の人だろっていう老夫婦にもライヴ見に来たの?♪って声かけてた(笑)#清春#佳鱗亭 pic.twitter.com/TOUsYf20MP
舌の肥えた有名人にも愛されるお店、そりゃ美味しいはずです。
音楽好きで水戸にライブを見にいらっしゃる方は、是非ライブ前の腹ごしらえに、佳鱗亭を覗いてみて下さい。
まとめ
ということで、今回は水戸市にある鮮魚店直営の定食屋さん兼居酒屋である佳鱗亭をご紹介しました。
海沿いで美味しい魚料理を食べられるお店は星の数ほどあれど、地方都市の街中で鮮魚店が営業する食事処で新鮮な魚が頂けるというのは、なかなか珍しいんではないでしょうか?
皆さんも水戸駅付近に来た際には、佳鱗亭で絶品の魚料理を味わってみて下さいね!
コメント