前回に続いて、『磐梯山温泉ホテル by 星野リゾート』の子連れ宿泊記をお伝えしていきます。
ロビーやチェックインの様子、客室についてはそちらをご覧下さい。
スキーにもおすすめ【磐梯山温泉ホテル by 星野リゾート】の子連れ宿泊記 その1

今回は館内施設、特に温泉やプールそしてアクティビティについて紹介できればと思っています。
夫婦やカップル、家族連れやグループ旅行など、どんな旅のスタイルにも合うホテルですし、首都圏かれでも車で行ける距離にあるので、1泊2日や2泊3日の小旅行をお考えの方などは、福島にある磐梯山温泉ホテル、おすすめですよ。
温泉について

磐梯山温泉ホテルの大浴場は、建物の地下1階にあり、エレベーターで降りていくことになります。
露天風呂はありませんが、十分快適な広々としたお風呂ですよ。

地下1階の通路は意外と薄暗くて、この先に温泉なんかあるのかなぁ?と一瞬感じるぐらい。

途中にはコインランドリーもあります。
長期滞在や冬場のスキー客には便利ですね。

中を撮影することは出来ませんが、サウナもあって非常にリラックスできる空間でした。
客室にある籠のバッグに着替えやタオルを入れて、作務衣で大浴場に向かう一連の流れは、まさに温泉旅館といった感じで、旅行をしてるという実感が湧いてきますよ。


温泉に浸かった後は、湯上り処でお茶とアイスキャンディーが待っています。
火照った身体をクールダウンして、サッパリして部屋に戻りました。
プールについて


プールも大浴場と同じく地下1階にあり、部屋から水着とタオルを持って向かいます。
年齢制限がないので、小さいお子さんでも一緒に入れるのが嬉しいポイント。


私たちが行った時は、夏休み限定で『赤べこナイトプール』というイベントをやっていたので、子供たちも夜遅くまでプールで大はしゃぎでした。
営業時間/9:00~22:00(季節によって変動あり)
引用元:磐梯山温泉ホテル公式サイト
ウォータースライダーがあったりするワケではないですが、浮き輪やビート板などの無料レンタルもあって、十分楽しめるプールだと思います。
小学校低学年の次男でも足の届く場所があったりして、子供連れの親子の姿が非常に多い印象でした。

ジャグジーもあるので、子供たちの遊んでいる様子を見ながら、ここでリラックスしている夫婦もチラホラ。
設備の古さは感じますが、見せ方の上手さでカバーしているので、普通に泳いだりする分には問題ない感じですね。
その他アクティビティについて

磐梯山温泉ホテルでは、季節によってさまざまなアクティビティが開催されていて、ホテル内でも一日中時間を忘れて楽しむことが出来ます。
その内容は季節によっても変わりますし、毎年新しいイベントが開催されたりもするので、詳細は公式ホームページをチェックしてみて下さい。
また、チェックイン時にロビーでもその日のアクティビティに関するスケジュールが掲示されているので、それを見て参加したいアクティビティを決めるのも良いですね。


私たち家族が訪れた時は初夏だったこともあって、“桃”にちなんだイベントがたくさん開催されていました。
冬場のスキー場がオープンしている時期は、乾燥室として使われているであろう部屋の前にある特設スペースで、『はらくっち桃フェス』と称して、桃味のかき氷やクリームソーダが販売されていたり、ゲームが行われていたり。

ゲームに参加する際には、この券売機でチケットを購入して受付のスタッフに持っていく仕組み。
これがクセになって、止められないまま何度も課金してしまいました(笑)


特製のシロップをかけて、練乳などをトッピングしてオリジナルの“桃”味のかき氷の出来上がり。
味はもちろんですが、お祭りのような雰囲気の中で食べたかき氷は、子供たちにとってもこの夏の思い出の一つになるでしょう。

一歩外に出ると、そこはスキー場の敷地が広がっています。


これがホテルの出入口から見た景色。
一面芝に覆われていますが、この場所が冬の間はスキー場になります。
遠くに見えるのはスキー場のレストラン、ホテルに隣接しているので、スキーやスノーボードを滑ってそのままホテルに戻れるのは、体力的にもありがたいですよね。
引用元:磐梯山温泉ホテル公式サイト
また、磐梯山温泉ホテルの目玉と言えば、この『あいばせ!踊らんしょ』という、ロビー階にある広場で20時頃(季節によって変動あり)から行われるアクティビティ。

会津の民謡に合わせて、スタッフの方と一緒になって踊る、盆踊りのようなイベントです。
単純ですが意外と楽しくて、小さい子供たちが飛び跳ねてダンスしている姿が可愛かったですよ。


翌朝のロビーでは、『会津の朝市』も開かれていました。
地元会津の特産品である野菜や漬物、地酒などがズラリと並んでいます。

その他にも、『せんべい焼き体験』やにおい袋作り、日本酒のイロハを教えてくれるアクティビティやナイトツアーなど、その季節に合わせたイベントが目白押し。
全てを体験するのは無理なので、スケジュール表を見ながらご自身の予定と照らし合わせて参加するようにしましょう。
レストランについて

最後に、私たちが朝食の際に利用したレストランをご紹介。
館内には『kisse・kisse』というレストランがあり、食事付きのプランの場合は、ここで食べることになります。

ここの売りは“朝ラーメン”の文化を取り入れた『喜多方ラーメン』と、会津の伝統料理である『わっぱ飯』。
素泊まりプランの場合でも、空きがあれば2日前の16時までに食事を追加で予約することが可能。
料金は、朝食が大人1人につき税込2,700円で夕食が税込4,900円です。
事前予約なしの飛び込みでは入れないのでご注意を。

ちなみに、冬季以外はビュッフェスタイルでの提供ですが、冬季のみいくつかのメニューの中から選ぶオーダー形式になります。
2025年は12月13日~2026年4月5日までビュッフェはお休みとのことでした。


会場は広く、家族連れで賑わっていたので、子連れの私たちも気兼ねなく過ごせた気がします。
私たち家族は大所帯だったからか、奥の団体客や外国人観光客の方々がいる別の部屋に案内されました。


これが名物の喜多方ラーメンとわっぱ飯です。
味は可もなく不可もなく、といった感じ。
手っ取り早く福島の名物料理が食べられるのは嬉しいですね。


わっぱ飯はカウンターでご飯を受け取って、好きな具材をトッピングして自分で完成させるスタイル。
イクラなども入れ放題で、魚卵好きの長男は狂喜乱舞していました。


もちろんパンやサラダなど洋食コーナーもあります。


ドリンク類も充実、食後にはテイクアウトOKのコーヒーを頂いて、部屋へ戻りました。
子連れ大歓迎のレストランですが、離乳食は置いてないので、赤ちゃん連れの方はスタッフさんにお声がけして、ご自身で用意した物を持ち込むようにしましょう。

夕食は利用していないので分かりませんが、徒歩圏内にはレストランがないので、公共交通機関で来た場合はレストランを予約したほうが無難かもしれません。
自家用車など足がある方は、会津若松市の市街地まで出れば、子連れでも入れる美味しい居酒屋さんが何軒かあるので、そこで会津の伝統料理を食べるというのも選択肢の一つだと思います。
まとめ

今回は、磐梯山温泉ホテルの客室以外の部分についてお伝えしてきましたが、皆さんイメージは湧いたでしょうか?
宿泊料金も星野リゾートにしてはリーズナブルで、それでいて家族連れを楽しませようという心意気が伝わってきて、とても気持ち良く滞在が出来ました。
また冬場にスキー旅行で訪れたいと思います。

皆さんも是非、福島方面に旅行に行く際には、星野リゾートが運営する磐梯山温泉ホテルを利用してみて下さい!
季節ごとに違った魅力を持つホテルなので、いつ泊まっても思い出に残る滞在になること間違いなしですよ。
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