先日、2023年7月に開業した、名古屋にある高級ラグジュアリーホテル『TIAD(ティアド), オートグラフコレクション』に子連れで泊まってきました。
今回はその模様を、客室を中心にご紹介したいと思います。
家族連れで名古屋方面への旅行を考えている方や、近くにあるレゴランドに遊びに行きたいけど、ホテルを決めかねているという方などには、ピッタリの内容になっているので、もしよろしければ参考にしてみて下さい。
“TIAD(ティアド)”ってどんなホテル?
引用元:じゃらんnet
“TIAD(ティアド)”とは『Tomorrow Is Another Day』の略で、“ゲストの明日が変わるホテル”として、2023年7月に名古屋市中区栄にオープンした、ラグジュアリーホテルです。
総客室数150室全てが50㎡以上で、バレーパーキングや部屋によってはバトラーサービスまで付いてくる、名古屋周辺だけでなく中京地方ではトップクラスの高級ホテルと言えるでしょう。
ホテル内に1泊4,500円で停められる駐車場があるので、車で向かう分には気になりませんが、電車移動だと、名古屋駅から地下鉄東山線で栄駅→地下鉄名城線に乗り換えて一駅目の矢場町駅で下車→徒歩約1~2分という感じで、電車で10分ほどかかり、少し面倒です。
県外などから名古屋駅に到着する場合、アクセスを重視される方であれば、JR名古屋駅直結の、同じマリオット系列のホテルである『名古屋マリオットアソシアホテル』も選択肢に入れても良いかもしれません。
【名古屋マリオットアソシアホテル】の子連れ宿泊記 その1!客室やレストランを解説
【名古屋マリオットアソシアホテル】の子連れ宿泊記 その2!朝食やラウンジを解説
それでも、私は少し贅沢できるのであれば、断然TIADをおすすめします!
新しく開業したホテルで一度泊まって欲しいというのもありますが、何よりラグジュアリー感が段違いで、旅行の満足度が確実に上がります。
世界中で7,000以上のホテルが加盟する『Marriott International(マリオット・インターナショナル)』グループの一つという安心感もありますね。
私はそのマリオットグループの会員プログラムである『Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)』のポイントが貯まるクレジットカード『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』を使っているので、月々の決済で貯めたポイントでこの時も宿泊代はほぼ無料で泊まることが出来ました。
やはり世界最大のホテルグループは伊達じゃないですね。
ということで前置きが長くなりましたが、さっそくチェックインして客室に向かいたいと思います。
チェックインから客室へ
写真は大通り沿いから見た、ホテルの正面玄関です。
年明けすぐのタイミングで泊まったので、お正月の飾りも素敵でした。
車でお越しの方は、逆側の入口に車寄せがあります。
バレーパーキングなので、荷物を降ろしてキーを預ければ、スタッフの方が車を移動してくれますよ。
フロントは5階にあり、そこまでエレベーターで上がっていく仕組み。
1階にあるエレベーターの手前にはブティックがあり、超オシャレなチョコレートなどが並んでいます。
5階のロビーに着くと、荘厳な雰囲気が漂っていました。
夜の写真で暗くて申し訳ないんですが、本当に間接照明がオシャレで、リラックスできる空間が広がっています。
カウンターで手続きを済ませ、いざお待ちかねの客室へ!
ちなみに、今回は一番安い『ユーフォリアデラックスツイン パークビュー』という部屋をポイントで予約していましたが、マリオットボンヴォイのプラチナ会員特典で『ユーフォリアプレミア コーナーツイン パークビュー』に2~3段階アップグレードしていただきました、ありがとうございます。
部屋の詳細
全室50㎡以上あるので、どの部屋に泊まっても「シティ型のホテルにしては広い!」と感じる方が多いと思いますが、我々がアサインされたコーナーツインは70㎡あったので、ソファがあってリビングスペースを確保でき、家族5人でも非常に快適に過ごせました。
壁掛けのテレビもピカピカで大きかったです。
窓際にもテーブルとソファ、ここで夜景を見ながらのビールは格別ですね。
シティビューとパークビューはそこまで違いはないので、眺望よりも部屋のタイプで予約する客室を決めたほうが良いかもしれません。
一部ですが、バルコニーが付いている部屋もありますよ。
壁沿いの棚にはコーヒーマシンと瓶に入った水が。
それと、テーブルの上に置いてあったのは、ホテル側からのメッセージ付きのウェルカムスイーツ。
子供たちに瞬殺されてしまいましたが、たぶん羊羹だったと思います。
ベッドサイドにあるタブレットで照明や空調など、室内の環境がこれ1台で思いのままなので、寝転がりながら操作できてとても楽チンでした。
空気清浄機も当たり前のように完備。
さすがは開業して間もないホテル、USBもタイプCのコンセントが標準装備です。
そして、クローゼットはこんな感じ。
引き出しにはセーフティーボックスとフカフカのスリッパ。
ナイトウェアも置いてありました。
リビングの棚の中にあるカトラリーなどの食器類。
電気ケトルやグラスも同じ棚に入っています。
茶器は外国人観光客の方などは嬉しいでしょうね。
スナックやアルコール類、冷蔵庫の中の物はお水以外は有料です。
続いて水回り、ダブルシンクで5人家族でも快適に使えました。
壁沿いにはバスローブとタオルの山。
他のホテルと比べても、備え付けのタオルの枚数は倍ぐらいあったんではないでしょうか?
バスローブもよくあるペラペラの生地ではなく、厚手で肌触りが最高でした。
アメニティ各種はボックスの中に。
バスアメニティはTIADのロゴが入った『elemental herbology(エレメンタルハーボロジー)』というイギリスのブランドのもので、柑橘っぽい爽やかな香りが個人的に好みでした。
ドライヤーと所謂“女優ミラー”ですね。
洗面所にも2本ほどビンに入ったお水があって、意外と重宝しました。
トイレも新しくて超ピカピカ。
バスタブもゆとりがあって広々とした作り。
私の大好きなレインシャワーもあったので、滝に打たれるように浴びまくりました。
コーナールームだったので、バスルームにも窓がありました。
個人的にあるとテンションが上がるバスソルト。
これで入浴タイムがよりリラックスして過ごせます。
これで一通り部屋の案内は終わり。
大きな窓からは、名古屋の街並みも見渡せますよ。
子供2~3人での宿泊、添い寝でお得に泊まるコツは?
皆さんの中には、家族5人で同じ部屋に泊まれるの?と疑問に思った方もいるかもしれません。
確かに、大人2人に子供3人という人数を入力して検索すると、普通は該当する客室がヒットしないか、スイートルームのように店員5名でも大丈夫な値段の高い部屋しか出てきません。
そこで、まずは大人2人でホテルの予約をします。
まずは部屋を確保した後でマリオットボンヴォイのデスクに電話して、添い寝希望の子供がいることを伝えましょう。
ホテル側で定める添い寝の条件を満たしていれば、大人1名(もしくはベッド1台)につき子供1名は添い寝扱いで無料で宿泊することが出来ます。
我が家の場合は、一番下の子が1歳だったので、そこで更にベビーベッドをレンタルして、家族5人で同じ部屋に泊まれるかどうか、カスタマーセンターの方に確認しました。
TIAD側にもデスク経由で確認してもらい、オッケーの返事が。
これで家族全員で1つの客室に泊まれることになりました。
写真のようにオムツ用のゴミ箱も用意してくれて、高級ホテルにも関わらずキッズフレンドリーで、子供たちも本当に楽しかったようです。
・ベッド1台につき子供1人可能(12歳以下無料)
・ベビーベッドの追加(2歳未満が対象)で子供3人まで同室で滞在が可能
ただ、明確な決まりがないのか、カスタマーセンターでは担当の方によって違うことを言われたりするので、その時はホテルに直接電話して交渉すると、事情を理解して定員以上の人数で同部屋に滞在することを許可してくれたりします。
粘り強く気持ちを伝えていくことが大事ですね。
朝食の様子やプールなど施設の概要は後編で!
1日目の模様はここまで、後編では2日目の朝食やプールなど館内施設についてお伝えしようと思います。
オープンして日が浅いため、全てがキレイで新しく、しかもラグジュアリー感たっぷりでスタッフの方もホスピタリティ溢れる対応をしてくれるので、ここ最近ではナンバー1のお気に入りホテルになりました。
もし今度、名古屋方面に来る機会があったら、泊まる場所はTIAD一択ですね。
ということで、後編もお楽しみに!
2月26日(月)追記:後編の記事を更新しました。上記も併せてご覧下さい。
コメント