皆さんは『星野リゾート』という会社をご存じですか?
全国各地にホテル事業を始めとした様々な観光施設を展開する、総合リゾート運営会社です。
旅行好きな方でなくても、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
私は星野リゾートのファンで、日本全国たくさんの星野リゾートが経営するホテルや旅館に泊まってきました。
その中でも、私たち家族は子供が3人いることもあって、子連れに優しい『リゾナーレ』というブランドの施設を利用することが多いですね。
その経験を生かして、今回は家族連れで泊まって絶対に後悔しない、リゾナーレのおすすめホテルを5つご紹介したいと思います。
小さいお子様がいるご家庭でも、気兼ねなく旅行をエンジョイできる素晴らしい宿ばかりなので、それぞれの良さを比較して、家族旅行の計画に役立てて下さいね!
それでは、最後までゆっくりご覧下さい。
リゾナーレの子連れにおすすめのホテル5選
第5位:星野リゾート リゾナーレ那須
まずはこちら、栃木県那須郡那須町にある『星野リゾート リゾナーレ那須』です。
東京から車で約90分、電車でもJR東北新幹線の那須塩原駅から事前予約制の送迎バスで約30~40分。
関東近郊に住んでいる方であれば、週末を利用してちょっとリフレッシュしたい時など、1泊2日でも十分楽しめる距離にあります。
引用元:じゃらんnet
ここの特徴は『アグリツーリズモリゾート』というコンセプトのもと、土や水など自然に触れるというのがテーマになっていること。
約4万2千坪の敷地内で、スタッフの方々がお米や野菜などを育てていて、農作業のお手伝いが出来たり、農園で採れたハーブでハーブティー作りをしたり、普段の生活で自然に触れる機会が少ない人にとっては、貴重な経験がたくさん出来ますよ。
石窯ピッツァ作りや『リゾナーレキッズスタジオ』でのオリジナルスイーツ作りなど、子供が喜ぶアクティビティも満載。
『マウントジーンズ那須』というスキー場も近いので、冬場はスキー旅行の拠点としても便利です。
引用元:じゃらんnet
客室はいくつかのバリエーションがありますが、家族連れにはメゾネットタイプがおすすめ。
2階にベッドルームがあるので、階段を上ったり下りたり、子供たちの楽しそうな顔が目に浮かびますね。
・都心から近い
・自然に触れられるアクティビティが多い
・星野リゾート感が少ない(リゾナーレの世界観が他の施設ほど作り込まれていない)
もっと詳しく知りたい方は、宿泊記を書いているので、下記リンクからどうぞ。
第4位:星野リゾート リゾナーレ熱海
引用元:じゃらんnet
第4位は静岡県熱海市にある『星野リゾート リゾナーレ熱海』がランクイン。
こちらも東京から車で約1時間で来られるので、リゾナーレ那須にも負けず劣らずの手軽さがウリ。
JR熱海駅から無料送迎バスも出ているので、電車や新幹線でのアクセスも楽チンです。
熱海名物の花火と海の青をテーマにした館内は、統一感があってオシャレ。
引用元:じゃらんnet
ホテル内に巨大な『クライミングウォール(4歳以上)』があったり、ホテルの最上階には床一面が白砂で、ビーチのように裸足で楽しめるカフェ『ソラノビーチBooks&Cafe』があったりと、子供が喜びそうな仕掛けがたくさんあります。
屋外にも『森の空中基地 くすくす』と呼ばれる場所があり、天気が良ければ、ハーネスを付けて挑戦する本格的なアスレチック『森の空中散歩(5歳以上)』や、高さ約15mもある国内最大級のツリーハウスなどを体験するのも楽しいでしょう。
アクティビティに参加できない乳幼児連れの方でも、ホテルにはボールプールやボルダリング付きのキッズルーム(年齢制限なし)がありますし、ベビーカーやベビーベッドを始めとしたベビー用品もほぼ揃っているので、あれこれ準備しなくても気軽に宿泊することが出来ますよ。
子供たちのためにあるといっても過言ではない、本当にワクワクするリゾートホテルです。
・都心から近い
・アスレチックやクライミングウォールなど、ここにしかないアクティビティがある
・花火大会の日を筆頭に、繁忙期は予約が取りにくい
他にもたくさん紹介したい事柄はありますが、詳しくは下記の宿泊記をご覧いただければと思います。
第3位:星野リゾート リゾナーレ小浜島
沖縄県の八重山諸島の一つである小浜島。
2001年に放映されたNHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』の舞台になったことでも有名な、その小さな島にあるのが『星野リゾート リゾナーレ小浜島』です。
小浜島には沖縄本島ではなく、石垣島にある『ユーグレナ石垣港ターミナル』から高速船か貨物フェリーでしか行けないので注意が必要。
ただ、いざ上陸してしまえば、そこは南国リゾート感たっぷりの非日常空間が広がっています。
引用元:じゃらんnet
客室は全室50㎡以上のスイートルームで開放感抜群!
全てのゲストルームがヴィラタイプの部屋なので、子連れでも周囲を気にせずゆっくりと過ごせますよ。
広大な敷地内は電動キックボードをレンタル(12歳以上)して移動するのがベター。
ちなみに、子供向けに専用のキックボードもあるのでご安心を。
引用元:じゃらんnet
沖縄の離島にあるホテルらしく、マリンアクティビティが充実していて、コバルトブルーの海を思う存分エンジョイできます。
小さいお子様には『手作りシーサー』体験(3歳以上)がおすすめ。
スタッフの方に手伝ってもらいながら、世界に一つだけのシーサーを作るのは、子供にとっても貴重な時間になると思いますよ。
一日中海を眺めてゆっくり過ごすのも良し、アクティブにシュノーケリングやダイビング、カヌーやSUPにチャレンジするのも良し、都会の喧騒を忘れて、家族だけの時間を楽しめるのがリゾナーレ小浜島の一番の魅力です。
・沖縄の離島にあるので、リゾート感はダントツで一番
・ホテルまで送迎付きのアクティビティや居酒屋が多く、レンタカーなしでも楽しめる
・島内には個人商店が数店舗しかないため、必要な物は前もって準備が必須
こちらも宿泊記がありますので、気になった方は下記のリンクからご覧下さい。
第2位:星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳
第2位は山梨県北杜市にある『星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳』。
JR小淵沢駅から無料シャトルバスで約5分、車でも中央自動車道の小淵沢ICより約5分とアクセス抜群の場所にあります。
ここは一歩敷地内に入ると、まるでヨーロッパの街並みのように、異国感溢れるオシャレな通りが広がっていて、ホテル内を歩いてるだけでテンションが↑。
『ピーマン通り』と呼ばれる全長約150mのこの通りには、客室だけでなくレストランやカフェ、お土産屋さんなど、可愛らしいお店が軒を連ねています。
また、クリスマスやハロウィンなどイベント時には、ピーマン通りも装飾やイルミネーションが施され、より一層華やかになるので、子供だけでなく大人もワクワクが止まりません。
引用元:じゃらんnet
ゲストルームの種類も豊富で、何度リピートしても違う部屋に泊まれば、毎回飽きずにずっと楽しめそうですね。
上の写真のテラス付きのメゾネットの客室は約70㎡と広々。
私たちもこのタイプの部屋に泊まりましたが、子供たちが1階のリビングと2階のベッドルームを行き来したりして、とても楽しそうでしたよ。
また、ワインの産地である山梨県と長野県の県境に立つホテルらしく、『ワインリゾート』というコンセプトのもと、様々なご当地ワインをテイスティングや購入したりすることが出来るので、お酒好きのお父さんお母さんやワイン通の方など、大人も知的好奇心をくすぐられる要素がたくさんあります。
引用元:じゃらんnet
そして、一番のおすすめポイントは『イルマーレ』という屋内プール。
全天候型で雨の日でも遊べるのはもちろん、1時間に10分間だけビッグウェーブと呼ばれる人口の波が発生するんです。
波に逆らって遊んだり、身を任せて浮き輪でプカプカしたり、普通のプールでは味わえない楽しみ方が出来ますよ。
その他にも、イルマーレには屋外ジェットバスがあるスパゾーンや、2種類のウォータースライダー付きのキッズエリアなど、大人から子供まで誰もが楽しめる施設になっています。
最初にお伝えした通り、建物自体が一つの街のようになっていて、非日常空間を存分に味わえるリゾートなので、ここに泊まれば間違いなくリフレッシュできると思いますよ。
・まるでヨーロッパの街並みのようで、非日常空間が広がっている
・アクティビティに加えて、夏はプール・冬はスキーと、大人~子供まで一年中楽しめる
・一部の客室からは、大浴場やプールが遠くて面倒
第1位:星野リゾート リゾナーレトマム
栄えある第1位は『星野リゾート リゾナーレトマム』です。
ここは全てのスケールが段違い!
アクセスは車で新千歳空港から約100分、札幌方面からは約120分、いずれも道東自動車道のトマムICで降りて約5~6分。
電車だと特急でJRトマム駅まで来て、そこからは無料シャトルバスがホテルまで運行しています。
周辺にはコンビニもなく、交通の便はお世辞にも良いとは言えない…それでも第1位に選んだのは、圧倒的なホテル滞在時の満足度。
引用元:じゃらんnet
客室は全室スイートルームで100㎡以上、1フロアに4部屋しかないという贅沢ぶり。
そして、全てのゲストルームにジェットバスとサウナを完備しています。
これぞ至れり尽くせり。
引用元:じゃらんnet
レストランは軽食が食べられるカフェ的な場所も含めると、20ヵ所近いお店が入っています。
ラーメンありスープカレーありジンギスカンあり、北海道の味覚をリゾナーレの敷地内で制覇できちゃいますよ。
ホテルでの過ごし方も、広大な敷地の中外でたくさんのアクティビティを体験できるため、季節によって全く違うものになるでしょう。
引用元:じゃらんnet
冬場は『星野リゾート トマム スキー場』でスキーを楽しむのもアリですが、やはり一番は冬の風物詩『アイスヴィレッジ』ですね。
例年3月中旬ぐらいまで行われている、全てが氷で出来た街並みを楽しむイベント。
氷のホテルや氷の教会が有名ですが、今年2023年は氷のセイコーマートが出現しているとのこと。
アイスヴィレッジの中は本当に幻想的で、世界でここだけでしか経験できないアクティビティですし、是非とも人生で一度は味わっていただきたいです。
引用元:じゃらんnet
冬のイチオシがアイスヴィレッジなら、夏の名物はこの『雲海テラス』でしょう。
毎年5月中旬~10月中旬頃までの期間に営業していて、早朝に雲海ゴンドラに乗って標高1,088mのトマム山に登ります。
そこから見る景色は、まるで天国に来たような感動的な絶景。
空中に突き出したデッキから、朝日と共に眺める雲海は最高ですね。
雲海を見られる確率は、気象条件によって30~40%程度と言われており、確実にお目にかかれるワケではありません。
雲海ゴンドラも、悪天候の場合は運休することもあります。
とは言っても、一度雲海テラスに到着すれば、たとえ雲海を拝めなくても、『雲カフェ』でモーニングコーヒーやスイーツを食べながら寛いだり、『クラウドウォーク』や『クラウドプール』といった展望スポットで景色を堪能したりと、特別な時間を過ごすことが出来ますよ。
「雲海テラスオープニングセレモニー2022」を開催☁️✨
— 【公式】星野リゾート トマム|♪旅するLovePiano情報ベース♪ (@snowtomamu) May 11, 2022
多くの方が雲海に出会えますようにと願いを込めて「クラウドリリース」と「シャンパンオープン」を実施しました🍾
今年は、新デザインの雲海ゴンドラも登場🚡💫
✔️本日の様子はこちらからご覧ください☁️https://t.co/IcsKWBaNQy
宿泊する日によって運に左右されるギャンブル的要素もありますが、これを見るためだけにリピートしている方を、私は何人も知っていますよ。
ちなみに2023年の雲海テラスは、5月11日(木)から営業を予定しているそうです。
日本全国でここだけでしか味わえない唯一無二の体験だと思うので、リゾナーレトマムに泊まる際には、絶対にチャレンジしてみて下さいね。
・全室スイートルームで施設内も広く、ホテルにいるだけで一日中楽しめる
・アイスヴィレッジや雲海テラスなど、ここでしか体験できないアクティビティがある
・ホテル周辺に何もなく、周辺観光には不向き
子連れでの宿泊、リゾナーレの添い寝条件は?
リゾナーレでは、客室の定員数が決められていて、それをオーバーしない限り、6歳以下の子供は添い寝での宿泊が認められています。
ベッドは両親と一緒、食事も自分たちで何とかする、というのであれば、未就学児のお子様を持つご家庭はお得に泊まれますよ。
公式サイトから添い寝込みで予約する場合、5歳や6歳でも“3歳以下”で登録して進む必要があるので、そこは注意して下さいね。
2022年12月に新しいホテルが開業!
引用元:星野リゾート リゾナーレ大阪公式サイト
大阪府に2022年12月、新しいリゾナーレである『星野リゾート リゾナーレ大阪』が開業しました。
これは『ハイアット リージェンシー 大阪』の客室を一部リノベーションしてオープンした、星野リゾート初のコラボレーションホテルという珍しい業態。
星野リゾートもいろんなチャレンジをしているんですね。
一部の施設はハイアットリージェンシーのものを共有できるので、また今までのリゾナーレとは違った過ごし方が出来るでしょう。
全国各地に続々とオープンする星野リゾートの施設。
その中でも、子連れの家族に特化したブランドであるリゾナーレのランキング、いかがでしたでしょうか?
どのリゾートを予約するか、目的地によって決めても良いでしょうし、体験したいアクティビティを目当てに決めても良いでしょう。
皆さんも、一度リゾナーレに泊まって、その魅力を感じてみて下さい。
どのホテルを選んでも、絶対に素敵な家族旅行の思い出が残ること間違いなし!ですよ。
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