日本人観光客にも人気のバリ島、その中心地に位置しファッションやカルチャーの発信地にもなっているおしゃれな街、『スミニャック』エリア。
今回はそんなスミニャックにある高級ホテル『W バリ スミニャック』に3人の子供たちと宿泊してきました。
マリオット系のホテルとしては異彩を放つWブランドですが、実は子供にとても優しいホテルなんです。
初めてのバリ島で比較的安心な所に泊まりたい!子連れでもラグジュアリー感を味わいたい!という方にはピッタリのホテルですよ。
アクセスから客室やその他施設、マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典の内容など、一通りレポートしていますので、必要な部分だけ読んでいただくことも可能です。
是非最後までお付き合い下さい。
空港からのアクセス
ガルーダ・インドネシア航空の直行便で夕方に『イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(通称:デンパサール国際空港)』に到着した私たち家族は、ホテルの送迎車で迎えに来てもらいました。
Wバリまでは車で約30分ですが、バリ島は渋滞が激しいので、時間に余裕を持った行動がベター。
空港から各エリアのホテルまでの料金は距離や車種にもよりますが、大体Rp500,000~Rp1,200,000ぐらい。
桁が多いので高く感じますが、日本円にすると約5,000~12,000円ほど。
為替レートは日々変化していますが、2024年8月16日現在では、1インドネシアルピア=0.0095円になっています。
なので、インドネシアルピアを日本円に換算する時は、ゼロを2つ取ればざっくりとした目安はオッケー。
バリ島に慣れている方であれば、GrabやGojekなどのアプリでタクシーを手配したり、路線バスを使って格安で市内に出る方法もあります。
しかし、子連れでの移動は何が起こるか分かりません。
安心・安全を優先するのであれば、前もって宿泊するホテルに送迎をお願いしておくか、事前にインターネットでツアー会社が運営している送迎サービスを予約しておくことをおすすめします。
海外でツアー会社と言えば、テレビCMでもお馴染みの『VELTRA(ベルトラ)』が有名ですね。
また、バリ島では『Klook(クルック)』という会社も、日本人観光客の方によく使われています。どちらも日本国内を含む世界各地のオプショナルツアーや送迎サービスを取り扱っているので、私は海外旅行を予約したら、細かい日程はこの2サイトを見比べて決めることがほとんど。
メディアなどでも取り上げられている企業なので安心ですし、現地で予約するよりも割安で済むことが多いので、海外旅行好きであれば必須レベルのサービスです。
あまりおすすめしないのは、空港で声をかけてくる客待ちのタクシー。
割高な金額を要求してくることもあるので、相手にしないようにしましょう。
リゾート感溢れるホテルでチェックイン
スミニャック市内から路地を1本入ると、そこはオシャレなバンブーストリートが続いている不思議な空間。
この道をずっと進むと、ホテルのエントランスが見えてきます。
壁面にアートが描かれていたり、所々にオブジェがあったりと、他の高級ホテルとは一線を画すオリジナリティ溢れる館内。
街中からすぐという立地でありながら、プライベートビーチがありリゾート感も抜群!
広々としたロビーでチェックインを済ませます。
そのロビーを抜けると、すぐにプールとプライベートビーチが見える、このロケーション!
このビーチはバリ島の中でも有名なビーチで、皆さん家族や恋人同士でのんびり過ごしているのが印象的でした。
Wバリについて、プラチナエリート特典など
『Wホテル』は、世界最大のホテルグループ『Marriott International(マリオット・インターナショナル)』系列の、高級ブティックホテル。
ブランド名であるWの意味は”Whatever/Whenever(お望みの物を/お望みの時に)”という経営理念から。
『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』のクレジットカード利用などで貯まる、『Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)』のポイントでも宿泊することが出来ます。
この中では、何と言っても無料の朝食が大きいですね。
ホテルの朝食は高いので、それが滞在中ずっと無料で食べられるのは、エリート会員ならではの特典です。
客室の概要
我々はポイントで一番下のカテゴリの部屋を予約していましたが、1ランクアップグレードされて、『スペクタクラーオーシャンフェイシング』という客室にアサインされました。
客室カテゴリ | 広さ |
ワンダフルガーデンエスケープ | 64㎡ |
スペクタクラーオーシャンフェイシング | 64㎡ |
マーベラススイート | 127㎡ |
WOWスイート | 274㎡ |
エクストリームWOWスイート | 532㎡ |
マーベラスヴィラ | 225㎡ |
WOW, 2ベッドルームヴィラ | 352㎡ |
エクストリームWOWヴィラ | 625㎡ |
正直言って、ボトムの部屋でもガーデンビューですが開放感があってリゾート感たっぷりですし、それ以上だとヴィラ以外は全室バルコニーが付いてオーシャンビューなので、どの客室を選んでも十分高級感を味わうことが出来ますよ。
チェックインが遅かったのでカーテンが閉まっていますが、写真以上に広々として家族5人でもゆっくり寛げます。
結婚10周年のお祝いと伝えていたのを憶えていてくれて、バルーンで“10”の飾りが。
テーブルの上にはウェルカムスイーツとしてメッセージ付きのケーキやマカロンが用意されていました。
バルコニーもご覧の通り。
夜の雰囲気もムードがありオシャレな音楽が聴こえるので、テンションが爆上がりです。
ちなみに、2日目の朝にバルコニーから眺めた景色。
スコールが降って曇天でしたが、それでもこのビーチリゾート感!
この後すぐに雨は止んで、晴れ間が射してきました。
ベッドサイドには、バリ島らしく虫除けスプレーも。
ただ、今回の滞在ではこれといって大きな虫を室内で見ることはありませんでした。
ミニバーには有料のスナックやアルコール類。
バリ島では欠かせないミネラルウォーターは、瓶に入っているタイプでした。
冷蔵庫にはビンタンビールを始めとしたドリンク類が入っています。
テレビも大画面で、高級ホテルらしい佇まいですね。
水回りとその横に掛かっているバスローブ。
洒落たフォルムのシンクの下には、アメニティとタオルが引き出しの中に入っています。
アメニティの質も高く、個人的に大好きな木製?の歯ブラシと、モコモコのスリッパ。
自宅で毎日使いたいぐらいです。
さすがは高級ホテル、海外には珍しいバスタブもしっかり完備。
シャワールームに合った木製のイスも、子供たちとの入浴の際には非常に役立ちました。
バスアメニティはボトルタイプ、これは『W大阪』のアメニティのほうが断然良かったです。
悪くはなかったのですが、香りが好みではありませんでした。
シャワーの水圧はまずまず、海外では許容範囲といったレベル。
ただ、私が大好きなレインシャワーがあったので、個人的には問題なし。
トイレもウォシュレットはありませんが、非常に清潔で使い勝手も日本のそれと変わりません。
最後に、クローゼットの写真も紹介しておきます。
どこを見回しても、非の打ちどころのないラグジュアリーな空間。
ここをバリ島の観光拠点に出来るなんて、贅沢極まりないですね。
子連れで泊まるには?添い寝のポイントを解説
大人のホテルというイメージのWブランドですが、ここバリ島のWホテルでは、子連れ家族でも気兼ねなく過ごせる雰囲気が漂っていました。
世界各国の子供たちが、プールで遊んでいたり、ビーチを元気に走り回っていたり…バリ島の人々が子供に優しいというのもありますが、Wバリは大人から子供まで家族全員が満足できるホスピタリティを備えています。
・大人1人につき子供1人可能(12歳以下無料)
・ベビーベッドの追加で子供3人まで同室で滞在が可能(要相談)
私たちは子供3人を含めた5人家族ですが、まずは大人2人で予約して、その後でホテルに直接メールで添い寝をお願いしました。
最初から5人で客室を検索すると、定員の関係で添い寝扱いにならなかったり、そもそも宿泊可能な部屋がヒットしない場合があるからです。
また、本来であれば、大人1人につき子供1人の添い寝というルールなので、4人までしか同部屋に泊まるのは不可能ですが、幸いなことに我が家の末っ子は1歳とまだ小さかったので、ベビーベッドをレンタルすることによって、特別に5人全員で一緒に過ごすことを了承してくれました。
私はこれらの内容をホテルに直接メールで相談しましたが、宛先のメールアドレスは公式ホームページに載っていますし、文章は翻訳アプリなどでコピペすれば、英語が出来なくてもそこまで難しい作業ではありません。
高級ホテルのスタッフですから、たとえ文法などが間違っていたとしても、キチンと理解して丁寧に返信してくれるでしょう。
もし旅行会社やマリオットボンヴォイ経由で予約している方は、スタッフの方に相談すれば、添い寝についてホテル側との間に入って、あなたの代わりに問い合わせてくれると思いますよ。
次回はレストランやプールなどを徹底レポート!
バリ島旅行を計画している皆さん、Wバリの様子はいかがでしたか?
街歩きにもホテルでゆっくりと過ごすのにもピッタリの、スミニャック地区を代表するラグジュアリーホテル、それがWバリ スミニャックです。
朝食などレストランの模様や、プールなど館内施設については別記事で解説しているので、そちらも参考にして下さい!
8月28日(水)追記:後編の記事を更新しました。上記も併せてご覧下さい。
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