近年、日本人にも大人気のリゾート地である『バリ島』。
日本からも約7~8時間ほどで行ける手軽さと治安の良さで、多くの観光客で賑わっています。
また、円安の現在では、欧米諸国に比べて割安でラグジュアリーな体験が出来るため、海外旅行を検討している方にとっては、おすすめの渡航先の一つと言えるでしょう。
近代的な建物とバリヒンドゥー教に基づくユニークな文化が融合する“神々の島”であるバリ島、その中でも一二を争う高級ホテル『ザ・リッツ・カールトン・バリ』に、私たちは家族5人で宿泊してきました。
“リッツ・カールトン”と聞くと、一般的に超高級ホテルのイメージがありますが、バリ島のリッツ・カールトンは日本や欧米のリッツ・カールトンに比べると、時期によっては半分以下の価格で泊まることが出来るので、家族が多い私たちのような家庭でも、お得にリッチな気分を味わうことが出来ます。
また、私たちには3人の子供がおり、ホテルによっては定員の関係で2部屋に分かれなければいけなかったり、スイートルームなどの広い客室を予約しなければいけなかったりと、ホテル選びにも苦労することがありました。
しかし、今回はホテルにお願いして、値段の高い客室を予約しなくても、家族全員で同じ部屋に滞在することが出来たので、その辺のコツもお伝えしていきますよ。
家族で費用をなるべく抑えて、でもある程度ゴージャスな海外旅行をしたい!という方におすすめの記事になっているので、一緒に旅行をしている場面を想像しながら、楽しんで読んでいただければと思います。
ザ・リッツ・カールトン・バリの場所、アクセスについて
バリ島の玄関口である『イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(通称:デンパサール国際空港)』に到着した私たち家族は、事前に予約していたホテルの送迎車に乗り込みました。
ザ・リッツ・カールトン・バリがあるヌサドゥアエリアまでは車で約30~45分ですが、バリ島は渋滞が多いので、時間はあくまでも目安として、余裕を持ったタイムスケジュールを心がけましょう。
空港から各エリアのホテルまでは、GrabやGojekなどのアプリでタクシーを手配したり、路線バスを使ったりする方法もありますが、バリ島では公共交通機関が発達していないため、初めての海外旅行という方や、小さいお子さんがいるご家族は、送迎サービスを予約しておくのが一番無難。
ホテルで送迎サービスを行っている場合は、当日までにお願いしておけば、空港の出口まで迎えに来てくれますよ。
ただ、ホテルの空港送迎サービスはどうしても割高になりがちなので、そんな時はツアー会社の送迎サービスが安心・安全で価格も安いので便利です。
私たち家族は、海外旅行で送迎サービスやオプショナルツアーを申し込む時は、『Klook(クルック)』という会社を使うことがほとんど。日本でもお馴染みの企業ですし、有名な旅系Youtuberの方々もよく使っているのを目にするので、コスパの面では一番でしょう。
人数や場所にもよりますが、大体Rp150,000~Rp600,000(日本円で約1,500~6,000円)ほどで、空港から各エリアまで行けます。
高級ホテルが立ち並ぶヌサドゥア地区は、ホテルに入るためにタクシーなどもセキュリティチェックを受けます。
なので、治安の面でも子連れ家族が安心して滞在できる環境が整っていますよ。
家族5人で同部屋に宿泊するコツは?
私たちがホテルに到着したのは18時ごろで、辺りはすでに暗くなっていましたが、一歩中に入ると、ライトアップされたロビーの荘厳な雰囲気が広がっていました。
すぐにチェックインを済ませて、スタッフの方に客室へと案内してもらいます。
ちなみに、客室の定員は本来であれば3名でした。
我々は『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』のクレジットカード利用などで貯まる、『Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)』のポイントで予約したので、担当の方に電話で相談の上、ホテルに直接メールしてみました。
もちろん英語でのやり取りですが、翻訳アプリを使えば、そこまで難しいことはありません。文法などが間違っていたとしても、ホテルの方は丁寧に返信してくれると思いますよ。
その結果、快くオッケーしてくれました。
予約のシステム上はダメでも、海外のホテルでは臨機応変に対応してくれることもあるので、金額が大きく変わることを考えれば、交渉する価値はあるでしょう。
【ザ・リッツ・カールトン・バリ】のキッズクラブやプールなど、子連れお役立ち情報
・大人1人につき子供1人可能(12歳以下無料)
・ベビーベッドの追加で子供3人まで同室で滞在が可能(要相談)
チェックイン~客室の詳細
敷地内は非常に広く、チェックイン後はバギーでスタッフの方が客室がある建物まで送ってくれました。
バギーは部屋からでも呼ぶことが出来るので、フロントがある棟やレストランへ行く際には、積極的に活用するべきですね。
ザ・リッツ・カールトン・バリの主な部屋のタイプは以下の通り。
一番ボトムの部屋でも100㎡という、日本ではあり得ない広さには驚きです。
『ジュニアスイート』を予約していた私たちですが、無料のアップグレードにより『ザ・リッツ・カールトンスイート』にアサインしていただきました。
主要な部屋タイプ | 敷地面積 |
ジュニアスイート(バルコニー) | 100㎡ |
ジュニアスイート(ラグーンアクセス) | 100㎡ |
ザ・リッツ・カールトンスイート(バルコニー) | 145㎡ |
ザ・リッツ・カールトンスイート(ラグーンアクセス) | 145㎡ |
The Pavilionヴィラ(プールアクセス) | 120㎡ |
The Gardenヴィラ(プライベートプール付き) | 360㎡ |
The Cliffヴィラ(プライベートプール付き) | 281㎡ |
The Skyヴィラ(インフィニティプール付き) | 159㎡ |
ホテル棟は1階だとラグーンプールに直接入ることが出来て、2階だとバルコニー付きの部屋になります。
プールを楽しみたいという方は1階、海の見える景観を優先する方は2階がおすすめ。
記念日ということを事前に伝えておいたら、この飾り付け!
些細なことかもしれませんが、これだけで家族一同大喜びでした。
部屋の至る所にお祝いのメッセージや装飾、そしてウェルカムスイーツが。
スタッフの方々には、本当に感謝しかありません。
バルコニーも超絶広くてビックリ!
日本にあるビジネスホテルのシングルルームぐらいありそう。
子供用のアメニティやリクエストしたベビーベッド。
高級ホテルですが、アットホームで子連れ家族にも非常にフレンドリーで、全くストレスのない滞在が出来ました。
無料の水は、水道水が飲めないバリ島にとっては必需品。
冷蔵庫の中は全て有料でした。
もちろんコーヒー類も完備。
クローゼットも一晩過ごせるぐらいのスペース。
ちなみに、テレビは壁掛け式でした。
水回りも広々としたスペース、安定のダブルシンクです。
トイレはバリ島でまさかのウォシュレット付き!
さすがはリッツ・カールトン、これには結構驚きました。
各種アメニティとドライヤー。
独立したシャワーブースに、私の大好きなレインシャワーも完備。
東南アジアのホテルでは珍しく、バスタブもあります。
記念日だからかもしれませんが、チェックイン時にはフラワーバスになっていました。
タオルの横にはバスソルトも。
2つ目のトイレと洗面所。
下から2番目のカテゴリーの部屋なのに至れり尽くせりで、怖くなってきます。
ということで、客室を一通り堪能した所で、部屋からバギーを呼んでディナーに向かいます。
敷地は広いですが、どこへ行くにも無料でバギーを呼ぶことが出来るので、子連れでも疲れている時でも、歩く必要がないので楽チンですよ。
別記事では、レストランの朝食やプールなどを紹介!
以上、ザ・リッツ・カールトン・バリの客室についてのレビューでした。
別の記事では、朝食を始めとしたレストランの様子や、プールやキッズプログラムなど、子供が喜びそうな館内施設についても詳しく紹介していますので、是非そちらも参考にしてみて下さい!
10月18日(金)追記:後編の記事を更新しました。上記も併せてご覧下さい。
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